Automated Verificationサンプルワークフローを実行する

Automated Verification機能では、サンプルワークフローが提供されるので、実際にその機能がどのように動作するかを調べたり実行できます。サンプルには、バーコード形式、バーコードリーダー、事前に実行依頼されたPDFファイルを含むホットフォルダー入力装置および ReadBarcodeDataステップを含むワークフローが含まれます。
このワークフローでは次のサンプルオブジェクトが使用されます。
  • バーコードリーダー:SampleReader

  • バーコード形式:SampleFormat

  • ホットフォルダー入力装置:VerificationFolder

  • サンプル印刷ジョブ:Verify.pdf

  • ワークフロー:VerifySample

各オブジェクトのプロパティーを確認してからプロシージャーを開始し、それらがどのように相互に作用するかを確認できます。

サンプルワークフローを実行するには、次のようにします。

  1. メインタブをクリックします。
  2. [プリンター]ポートレットで、サンプルプリンターを右クリックして 使用可能を選択します。
  3. [入力装置]ポートレットで、VerificationFolderホットフォルダー入力装置を右クリックし、 使用可能にして接続を選択します。

    初めてこのプロシージャーを試したときには、RICOH ProcessDirector によってすぐに Verify.pdf ジョブが VerifySample ワークフローに実行依頼されます。このジョブは、バーコードの読み取り中状態になると停止します。システムに接続されているカメラまたはバーコードリーダーがないので、バーコードは読み取られません。

    次のステップに移動する前にジョブがバーコードの読み取り中状態になっていることを確認してください。

  4. ジョブテーブルで、ジョブを右クリックし、バーコードステップ完了を選択します。結果レポートでバーコードの読み取り数が0になっていることを確認できます。 OKをクリックします。
  5. ジョブが調整待ち状態になっているときは、ジョブを右クリックし、 調整を選択します。
  6. [文書]テーブルで、文書ごとにアクション列を確認します。読み取られたバーコードがないので、 アクション列に、すべての文書に対して[再印刷]、 状況1プロパティーに対して[要介入]と表示されます。文書のアクションを変更するには、文書を選択します。
    • もう一度その文書を印刷するには、再印刷をクリックします。
    • OKとマークして、これ以上その文書を印刷しない場合は、OKとマークをクリックします。
    • 文書をジョブからプル(除去)して、これ以上その文書を印刷しない場合は、プルをクリックします。
    要求したアクションが要求されたアクション列に表示され、要約テーブルの 現行列にあるカウントが変更されます。
  7. 完了したら、OKをクリックします。
  8. 一部の文書の再印刷を選択した場合、プリンターを選択し、選択を確認して、はいをクリックします。
    RICOH ProcessDirector によって、再印刷する文書が含まれる子ジョブが作成されます。子ジョブのジョブ番号は、オリジナルジョブ番号に数値の接尾部が付いたもの(例えば10000001.1)になります。

    子ジョブは、VerifySampleワークフローの先頭ステップで処理を開始します。子ジョブは文書内で既に処理されているので、ワークフローのPDF再印刷パスを通り、ReadBarcodeDataステップに戻ります。

    子ジョブが作成された後で、オリジナルジョブはワークフローの次のステップに移動します。

  9. 子ジョブ内のすべての文書の状況が[OK]または[プル済み]になった場合、子ジョブはワークフロー内の次のステップに移動します。
サンプルをもう一度実行する場合は、サンプルファイルをホットフォルダーにもう一度コピーする必要があります。サンプルファイルVerify.pdfは、aiw/aiw1/testfilesディレクトリー(Linux)またはC:\aiw\aiw1\testfilesディレクトリー(Windows)にあります。