Ultimate Impostrip®へのジョブの送信を構成する
ジョブをUltimate Impostrip®に送信するには、Ultimate Impostrip®プログラム、1次コンピューター、および一部のシステム設定を構成し、RunImpostripOnJobステップテンプレートをワークフローに追加する必要があります。
- 注意:
- Ultimate Impostrip®が英語以外の言語で実行しているWindowsコンピューターにインストールされている場合は、デフォルトのインストールディレクトリーにUltimate Impostrip®をインストールしないでください。英語以外のデフォルトのインストールパスでは、正しく動作しません。英語以外のWindowsコンピューターでは、Ultimate Impostrip®を
C:\ImpostripOnDemand
にインストールすることをお勧めします。
Ultimate Impostrip®にジョブを送信するように構成するには、以下の操作を行います。
- Ultimate Impostrip®を構成します。
- Ultimate Impostrip®がインストールされているコンピューターにログインし、アプリケーションを起動します。
- XML構成ツールセクションで、 XMLリダイレクトジョブの出力名として最初のファイル名を使用するの選択を解除し(使用可能な場合)、 XMLチケット入力フォルダーを有効にするを選択して OKまたは 保存をクリックします。
- ホットフォルダーセクションで、RICOH ProcessDirectorが使用するすべてのホットフォルダーに対して面付けオプションを定義します。
- 設定するホットフォルダーを選択し、出力セクションを見つけます。
- PDFまたは PDF出力が選択されていることを確認し、 保存をクリックします。
- RICOH ProcessDirectorが使用するすべてのホットフォルダーに対して前の2つのステップを繰り返します。
- Ultimate Impostrip®とRICOH ProcessDirectorでフォルダーを共有し、ドライブをマウントします。
- Ultimate Impostrip®がインストールされているWindowsコンピューターで、Ultimate Impostrip®がインストールされているフォルダーを共有します。英語のシステムでは、デフォルトのインストールフォルダーは次のとおりです。
- レガシーバージョン:
C:\Program Files (x86)\Ultimate Technographics\ImpostripOnDemand
- 新世代:
C:\Program Files\Ultimate Technographics\Ultimate Impostrip
- レガシーバージョン:
- 共有にUltimateImpostripという名前を付けます。共有名にスペースを含めないでください。許可レベルが 読み取り/書き込みであることを確認します。
- RICOH ProcessDirector1次コンピューターで、Ultimate Impostrip®プログラムを格納するディレクトリーに1次コンピューターをマウントします。
- 注意:
- 新世代のUltimate Impostrip®(バージョン 2019 1.0 以降)を使用し、RICOH ProcessDirectorアプリケーションサーバー上で実行している場合は、この手順をスキップします。
1次サーバーで、次の例のようなコマンドを使用し、server_nameをWindowsシステムの名前に、userをシステムにアクセスするためにRICOH ProcessDirectorが使用するユーザーの名前に置き換えます。mount -t cifs -o username=user,uid=32457,gid=32458 //server_name/UltimateImpostrip /mnt/Ultimate
- ファイルエディターで
/etc/exports
を開きます。 - ファイルの内容を確認して、Ultimate Impostrip®がインストールされているシステムの項目が含まれているかどうかを確認します。そのシステムの項目が表示されない場合は、次の形式でファイルに行を追加します。
/aiw server_name(crossmnt,rw,no_root_squash,sync,no_subtree_check)
変更内容を保存し、ファイルを閉じます。NFSを再起動して、更新されたファイルを有効にします。
- Ultimate Impostrip®がインストールされているWindowsコンピューターに戻り、Windowsファイルエクスプローラーを開きます。
- ネットワークドライブを1次コンピューターの
/aiw
ファイルシステムにマップします。サーバーには次のアドレスを使用してください。\\primary_server_hostname\aiw drive_letter:\aiw1
ディレクトリーにファイルを作成して構成をテストし、マウントされたディレクトリーに表示されることを確認したら、それを削除します。
- Ultimate Impostrip®がインストールされているWindowsコンピューターで、Ultimate Impostrip®がインストールされているフォルダーを共有します。
- RICOH ProcessDirector システム設定を更新します。
- RICOH ProcessDirector にログインします。
- 管理タブをクリックします。
- 左側のペインで、® をクリックします。
- 全般セクションで、印刷ジョブを受信できるUltimate Impostrip®ホットフォルダーの一覧をRICOH ProcessDirectorが取得する方法を選択します。選択するオプションは、インストールされているUltimate Impostrip®のバージョンによって異なります。バージョン10以前を使用している場合は、 .iniファイルを使用するを選択します。バージョン2019 1.0以降を使用している場合は、 URLを使用するを選択します。
- .iniファイルを使用するを選択した場合は、Ultimate Impostrip®がインストールされているシステム上のUltimate Impostrip®初期化ファイルへのフルパスを入力します。初期化ファイルには、ステップで送信フォルダーが用意されていない場合にRICOH ProcessDirectorが 送信フォルダーとして使用するディレクトリーの名前が含まれます。さらに、さまざまな面付けの組み合わせに対応するUltimate Impostrip®入力ホットフォルダーの一覧も含まれています。
- 注意:
- マウントが上記の説明どおりに設定されている場合は、
/mnt/Ultimate/IMPressJM.ini
を使用します。 - このディレクトリーを使用すると、ユーザーはUltimate Impostrip®入力ホットフォルダーのリストから選択して、ジョブで適切な面付けを実行できます。
- マウントが上記の説明どおりに設定されている場合は、
- URLを使用するを選択した場合は、ポート番号を含め、Ultimate Impostrip®サーバーのURLを入力します。
- Ultimate Impostrip® 構成が正しく設定されていることを確認します。ページの下までスクロールすると、 Ultimate Impostrip® ホットフォルダーテーブルが表示されます。 更新をクリックして、使用可能なホットフォルダーを表示します。表示される予定のホットフォルダーがすべてリストに含まれていることを確認してください。
- マッピングセクションで、Ultimate Impostrip®がインストールされているWindowsシステムのタイプ(RICOH ProcessDirectorサーバーが実行されているシステム、またはRICOH ProcessDirectorサーバーがインストールされていないWindowsシステム)を指定します。
- 他のWindowsシステムを選択した場合は、Ultimate Impostrip®ホストサーバーとRICOH ProcessDirector 1次コンピューターの間でファイルを交換するディレクトリーのパスを入力します。
- XMLチケットホットフォルダー
マウントが上記の説明どおりに構成されている場合は、RICOH ProcessDirectorの下で使用しているUltimate Impostrip®のバージョンに適したディレクトリーパスを入力します。
- レガシーバージョン:/mnt/Ultimate/XmlInput
- 新世代:/mnt/Ultimate/xml_redirection
- 印刷スプールディレクトリー
Ultimate Impostrip®でこの値を入力し、drive_letterを上でマップしたネットワークドライブの文字に置き換えます。
drive_letter:\aiw1\spool
- XMLチケットホットフォルダー
- 保存をクリックします。
- RunImpostripOnJobステップテンプレートを調整し、適切なサーバーで実行します。
- ワークフロータブをクリックします。
- 左ペインで、ステップテンプレートをクリックします。
- RunImpostripOnJobステップテンプレートを右クリックして、 プロパティーを選択します。
- 調整タブで、次の操作を行います。
- Ultimate Impostrip®がアプリケーションサーバーにインストールされている場合は、 使用するサーバーで 特定のサーバーで実行を選択し、適切なアプリケーションサーバーを選択します。
- Ultimate Impostrip®が別のWindowsコンピューターにインストールされている場合は、 使用するサーバーで 特定のサーバーで実行を選択し、 システムを選択します。
- RunImpostripOnJob ステップテンプレートをワークフローに追加します。
- ワークフロータブをクリックします。
- コピーするワークフローを選択し、ワークフローのコピーをクリックします。
- ワークフローのコピーに名前を付け、必要なその他の値を入力または編集して、続行をクリックします。
- ワークフローエディターで、ウィンドウの右上隅にあるステップテンプレートをクリックします。
- 必要な位置に RunImpostripOnJob ステップをドラッグして、ワークフローに接続していることを確認します。
- ステップを右クリックして、プロパティーを選択し、デフォルトのプロパティーとジョブを表示します。
- 必要に応じてプロパティーを更新します。各プロパティーの追加情報については、[?]をクリックしてヘルプを参照してください。
- OKをクリックします。
- ワークフローを保存します。