ErrorMessage

AFP Download Plus を使用して複数データセットジョブを実行依頼したときに生成される行データまたは混合モードのエラーメッセージファイルを処理するには、このワークフローを使用します。このワークフローは、ワークフローの各ステップに設定されている値と、ジョブプロパティーファイルを使用して、ジョブプロパティーの値を設定します。
入力装置は、ジョブの JCL パラメーターを、このワークフローの最初のステップで読み取られる RICOH ProcessDirector property name=value フォーマットのジョブプロパティーファイルに変換するように、制御ファイル receive_jcl_jobtype.cfg を指定します。
    注意:
  • このワークフローでは手動ステップが組み込まれているため、メッセージを見て、ジョブに問題があればそのジョブを取り消すことができます。
  • ErrorMessage が子ワークフローとして含まれている親ワークフローには、 ManualStepWithManualStart ステップの後に WaitForGroup ステップテンプレートに基づくステップがなければなりません。そのステップでは、ジョブは、次のフェーズに受け渡される前に、メッセージを検査する手動ステップが完了するまで待機します。
  • Download for z/OS からのメッセージファイルは、行データ形式で送信されます。その結果、 ErrorMessage ワークフローに ConvertLineDataJobIntoAFP ステップが組み込まれます。このステップでは、メッセージファイルはAFPに変換されるため、それらのファイルを表示および印刷することができます。AFP Download Plus からのメッセージファイルは AFP 形式で送信されるため、変換の必要はありません。
  • Linuxシステムでは、このワークフローに含まれるConvertLineDataJobIntoAFPステップでは、 外部プログラム言語プロパティーで指定された言語でメッセージが返されます。

フェーズおよびステップ

この図は、サンプルワークフローの各フェーズにおけるステップを示しています。