AFP ジョブを表示しているときのフォントエラー

ビューアーでファイルを開いたときに、コードページ、文字セット、またはコード化フォントが定義されていないことを示すメッセージが表示される場合、インストール済み環境で使用されるカスタムフォントを識別するためにビューアーが使用するフォント構成ファイルを更新してください。

AFP ファイルを RICOH ProcessDirector で表示する場合は、表示するファイルをファイルビューアーが変換します。この処理で、ファイルで使用されるAFPフォントが次の場所で検索されます。

  1. ジョブとともにインライン
  2. [AFPリソースパス]ジョブプロパティーに指定されているディレクトリー(AFPサポート機能がインストールされている場合)
  3. /aiw/aiw1/resources において
  4. /usr/lpp/psf/reslib において
フォントが見つからない場合、表示可能フォントにマップされます。デフォルトのフォント構成ファイルにはIBMフォント用のマッピングが用意されていますが、表示できないフォント、またはこの構成ファイルにリストされていないカスタムフォントがジョブに含まれている場合は、エラーが発生します。構成ファイルにフォントが見つからない場合、ファイルビューアーは2つのフォント構成ファイル(cpderedhat7_6_vers_shortf.fnt および csdef.fnt)のDEFAULTセクションで指定されているフォントおよびコードページを代わりに使用します。これらのファイルのインストール時、DEFAULTセクションにリストされているフォントは8ポイントのTimes New Romanで、コードページはEBCDIC 500です。 ただし、これらは変更することができます。AFPファイルの内容は変わりませんが、表示されるバージョンと印刷されるバージョンが異なって見える場合があります。コードページまたはフォントが構成ファイルで定義されておらず、EBCDICコードページでない場合、ファイルビューアーには読めないテキストが表示されます。

正しいフォントでジョブを表示するためには、カスタムフォント情報をフォント構成ファイルに追加します。エラーメッセージによって報告された、欠落している文字セット、コードページ、およびコード化フォントを書き留めておき、ファイルを編集するときにそれらを参照してください。

    注意:
  • ビューアーコンポーネントは、全角文字などの国際文字がパス名に含まれているディレクトリーに保存されたリソースには、アクセスできません。パスにアクセント付き文字などの国際文字が含まれているディレクトリーにリソースを保存すると、ビューアーはそれらの文字を他の文字に置き換えて表示します。正しく表示されていなくても、ジョブは適切に印刷される場合があります。
  • 正しいリソースを使用してジョブを表示するには、パスに国際文字を含まないディレクトリーにリソースを移動するか、すべての国際文字を削除するように既存のディレクトリーの名前を変更します。