テキストブロックの索引タグを作成する
AFP テキストブロック内に、テキストの索引タグを作成できます。ブロック内のテキストを編集して、ブランクや特殊文字などの不要な文字を除去できます。
- AFP ファイルにページグループが含まれていない場合は、ページグループを作成します。それ以外の場合に、ページグループ外のページに索引タグを作成するには、補足ページで索引タグを作成するを参照してください。
- RICOH Visual Workbench では、インチまたはミリメートルで計測単位を表示できます。計測単位を変更するには、 をクリックします。
- RICOH Visual Workbenchで、索引付けするテキストを含むサンプルAFPファイルを開きます。次に、 をクリックします。
- 各ページグループで、特定のデータのマーク付けに使用するテキストをクリックします。選択可能なテキストブロック (1 文字からテキスト行全体まで) が、AFP ファイルに定義されます。選択したテキストの周囲に赤のボックスが表示されます。
- ページ内の任意の場所を右クリックして、索引タグの作成をクリックします。[索引タグの作成]ウインドウが表示され、 編集された索引値フィールドに索引付けするテキストが表示されます。
- デフォルトのコードページエンコードを使用するか、テキストが正しく表示されない場合は、ドロップダウンリストからエンコードを選択します。
- 索引タグ名フィールドに、索引タグの記述名を入力します。たとえば、索引タグに
Joe Smith
を選択した場合、名前としてカスタマー名
を指定できます。 - テキスト値全体を使用して索引タグを作成するか、テキストの一部を指定するかを決定します。テキストブロックを編集して、索引値に使用する文字数を削減できます (テキストブロックの文字数を増やすことはできません)。テキストの一部を索引タグとして選択するには、次の手順に従います。
- 索引値の編集をクリックします。
- [値の編集]ウインドウで索引値を編集します。たとえば、アカウント番号が1つのテキストブロックとして01-345678になっている場合、アカウント番号の一部を使用して345678という索引値を作成できます。
- OKをクリックします。
- 索引タイプとして、必ずページグループを選択してください。ページグループ内のページという索引タイプもありますが、このタイプはページグループ内の個々のページに索引タグを作成する場合に使用します。ページレベル索引を作成するを参照してください。
- 一部のページで多少の位置のずれを許容してテキスト値を検索できるようにしきい値を変更するには、拡張タブをクリックします。1/100 インチから 1 インチ、または 1 ミリメートルから 25 ミリメートルの範囲で選択できます。各取引明細書でテキストが同じ位置にあるように見えたとしても、AFP ファイルでは位置が多少ずれることがあります。このしきい値は、元の場所とテキスト位置の乖離がどの程度であれば、テキストが索引タグとして認識されるかを定義します。例えば、12 というしきい値は、トリガーを、縦方向または横方向に .12 インチまたは 12 ミリメートルまで離して配置できることを意味します。通常は、デフォルトのしきい値 10 (インチの場合は 10、ミリメートルの場合は 2) で十分です。
しきい値をデフォルト値よりも高く設定する場合は、予想外の索引タグが作成される可能性があることを覚えておいてください。突き合わせは位置に基づいてのみ行われるため、しきい値の範囲内で検出された最初のテキストブロックが、索引タグとして使用されることになります。
- OKをクリックします。下部のペインに各ページグループの索引タグがリストされています。
- 索引タグが正しく作成されていることを確認します。
- 下部ペイン内の索引タグをダブルクリックして、ページグループ内の正しいページが表示されることを確認します。
- 索引タグが正しくない場合は、 をクリックして、タグを変更するか削除します。索引タグは、ページグループ索引に ページグループ定義としてリストされています。