システム構成

RICOH ProcessDirector は、さまざまなシステム構成でインストールできます。ハードウェア構成としては、次の構成ができます。

  • 1次コンピューター
  • 同一コンピューターに 1 台以上の 2 次サーバーを持つ 1 次コンピューター
  • Windows コンピューターにアプリケーションサーバーを持つ 1 次コンピューター
  • 別のコンピューターに 1 台以上の 2 次サーバーを持つ 1 次コンピューター
  • 1 次コンピューターとバックアップ (フェイルオーバー) コンピューター、および NFS マウントされたファイルシステム

    この構成では、1 次サーバーは一度に 1 つだけが稼働できます。システムオブジェクトは、マウントされたファイルシステム上に作成されて保管されるため、ハードウェアの故障などで動作が停止したときも、バックアップコンピューターからシステムオブジェクトにアクセスできます。

システム構成の例には、AFP Support機能を含むRICOH ProcessDirectorの構成が示されています。この構成には、1次サーバー、別のLinuxコンピューター上の2次サーバーが含まれています。この図には、RICOH ProcessDirectorのコンポーネント(オプションのRICOH Transform 機能など)、およびRICOH ProcessDirectorと共に使用可能なオプション製品(Download for z/OS、AFP Download Plusなど)も示されています。

システム構成の例

このグラフィックには、テキストで説明されている構成が表示されています。

NFS サーバーを使用するアクティブコンピューターおよびバックアップコンピューターの構成の例 に示す構成では、2 台の 1 次コンピューター (アクティブとバックアップ) の共有ファイルシステムは NFS サーバーに保管されます。

NFS サーバーを使用するアクティブコンピューターおよびバックアップコンピューターの構成の例

このグラフィックは、2 台の 1 次コンピューター (ノード A とノード B) および NFS サーバーの構成を示しています。これらのコンピューターのオペレーティングシステムおよびソフトウェアコンポーネントは同一です。サーバーはすべてネットワークに接続されています。NFSサーバーには次のファイルシステムが保管されます。/aiw, /var/aiw, var/psf.