AFP ジョブが誤ったカラーで印刷される

AFP ジョブに複数の AFP 印刷文書が含まれており、さまざまなカラー管理リソース (CMR) が使用されている場合に、ジョブが誤ったカラーで印刷されることがあります。
    注意:
  • AFPプレゼンテーション文書は、RICOH ProcessDirector 文書とは異なります。文書開始 (BDT) 構造化フィールドと文書終了 (EDT) 構造化フィールドは、AFP 印刷文書を定義します。名前付きグループ開始 (BNG) および名前付きグループ終了 (ENG) 構造化フィールドは、RICOH ProcessDirector 文書を定義します。AFP ジョブには、RICOH ProcessDirector 文書が含まれているかどうかにかかわらず、AFP 印刷文書を含めることができます。例えば、複数の AFP ファイルを 1 つの AFP ジョブに統合するアプリケーションは、元の AFP ファイルのそれぞれから AFP 印刷文書を作成できます。

EnableRepositioning ステップは、AFP 変換と Indexing Facility (ACIF) を実行します。ACIF が複数の印刷文書を含むジョブを処理すると、次のようになります。

  • すべての BDT および EDT 構造化フィールドが削除されます。
  • 出力全体に対して BDT および EDT 構造化フィールドのセットが 1 つ生成されます。
印刷文書に複数の CMR が使用されている場合は、CMR が 1 つを残してすべて削除され、ジョブは誤ったカラーで印刷されます。

CMR が削除されたために AFP ジョブが誤って印刷される問題を修正するには、次の手順に従います。
  • ワークフローからEnableRepositioningステップを削除します。
    EnableRepositioningステップを含まずに ジャンプ機能および 再印刷機能を使用した場合は、シート番号または索引付けのタグを使用してビューアーでページを選択できません。

    インサーター機能を使用しており、ワークフローにCreateInserterReprintsステップが含まれている場合は、 EnableRepositioningステップを削除しないでください。挿入中に損傷した文書を再印刷する必要があります。

  • ACIF がすべての BDT および EDT 構造化フィールドを出力データストリームに渡せるように修正する場合は、リコーのサポート担当者にお問い合わせください。