拡張 AFP 制御ファイルを作成する
拡張 AFP 制御ファイルを作成すれば、AFP データを配置するページ上の場所を定義できます。例えば、バーコードを適用したり、非表示領域 (カバーブロック) を作成してテキストをマスクしたり、テキストを追加したりできます。
BuildAFPFromDocuments、CreateAFPJobsFromDocuments、およびBuildEnhanceAFPFile(高度な文書プール拡張機能のみ)のステップテンプレートでは、AFPファイルの機能強化を行うことができます。ステップテンプレートに基づいてステップをセットアップするときは、AFPデータを操作するためにステップが使用する拡張AFP制御ファイルの場所を入力してください。
インストール後は、/path/extensions/doc/samples/
ディレクトリーのenhanceAfp.cfg
ファイルで、拡張AFPの使用例を見つけることができます。 例えば、Linuxの場合、パスは/opt/infoprint/ippd
です。Windowsの場合、パスはC:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector
です。
- RICOH ProcessDirector システムユーザー (aiw1 がデフォルト) としてログインします。
- 拡張 AFP 制御ファイルを保管するディレクトリーを作成します。
/aiw/aiw1/control_files/enhanceafp
ディレクトリーをお勧めします。このディレクトリーにあるファイルは、aiwbackup
プロセスが実行されるとバックアップされるためです。このディレクトリーは、control_files
ディレクトリーと同じ許可 (775) を持つRICOH ProcessDirectorシステムユーザーまたはRICOH ProcessDirectorグループ (aiwgrp1 がデフォルト) のメンバーが所有する必要があります。 - RICOH Visual Workbench を開いて、[AFP Enhancer]モードを選択します。
- AFP Enhancer を使用して、セットアップ属性および更新要求を定義する制御ファイルを作成します。
- RICOH Visual Workbench 制御ファイルを保存します。
- EnhanceAFP 制御ファイルのエクスポートを選択して、そのファイルをステップで作成したディレクトリーに保存します。
このファイルへのパスを AFP ファイルを作成するワークフロー内のステップの拡張 AFP 制御ファイルプロパティーに指定します。