オーバーレイの欠落、または誤った両面印刷の出力

AFPデータストリームでは、書式定義リソースを使用して、データへのオーバーレイの追加、印刷を用紙の片面と両面のどちらに印刷するか、その面にオーバーレイのみを含めて、印刷データを含めないか(コンスタントバックとも呼ばれる)など印刷出力の複数の側面を指定できます。

各 AFP 印刷ジョブに 1 つの書式定義が必要ですが、書式定義には複数のメディアマップを含めることができ、印刷ファイルが別のプロパティーのセットへの切り替えを要求するまで、各メディアマップでページのセットのプロパティーを設定します。例えば、保険アプリケーションの最初の 5 ページには、表と裏に 1 セットのオーバーレイ、6 ページ以降には、州固有の情報を処理する別のオーバーレイのセットが必要だとします。オーバーレイの各セットは、独自のメディアマップで指定されます。1 つのメディアマップから別のメディアマップに切り替えるには、AFP データに呼び出しメディアマップ (IMM) 構造化フィールドが含まれている必要があります。

AFP サポート機能を使用すると、IdentifyDocumentsステップを使用して AFPジョブを個別文書に分割するときに、RICOH ProcessDirectorで各文書に必要とされるメディアマップ情報を追跡管理する必要があります。新しい AFP ファイル (CreateAFPJobsFromDocuments および BuildAFPFromDocuments) を作成するステップテンプレートは、作成するジョブ用に新しい書式定義をビルドします。そのため、すべての文書に必要とされるすべてのメディアマップが新しい AFP ファイルによってビルドされる書式定義に含まれていることを確認するために、メディアマップ情報が利用できる必要があります。この情報が利用できない場合、ステップはシステムからジョブを受信した場合にメディアマップ内のオーバーレイを参照しない、または正しい両面印刷仕様を含まない AFP ファイルをビルドする可能性があります。

これらのステップによってビルドされた AFP ファイルに正しいメディアマップ情報へのアクセスがあることを確認するには、以下のいずれかを行います。

  • ファイルの各名前付きグループ内に IMM 構造化フィールドを持つ AFP をビルドする。メディアマップが各文書でこのように定義されている場合、RICOH ProcessDirector内で受信したときに、これらの元の文書からビルドされた新しいAFPファイルは問題のないファイルであるはずです。標準 AFP の要件について詳しくは、関連付けられている関連トピックを参照してください。
  • AFP が必要とされる標準書式でない場合、AFP サポート機能を提供するプログラムを呼び出して、AFP ファイルが文書に分割される前にメディアマップ情報を追加するステップをワークフローに追加できます。これを行うためには、非準拠 AFP でのメディアマップへの参照の処理に関する関連トピックを参照してください。