データをリモートサーバーへ抽出できるように構成する
REST プロトコルをサポートしていない別のアプリケーションにレポートデータベースで収集したデータを送信する必要がある場合は、PostgreSQL コマンドを使用して、この手順に従ってデータを抽出できます。
- 1次サーバーにログインします。
- 次のディレクトリーに移動します。
/aiw/aiw1/data
(Linux)C:\aiw\aiw1\data
(Windows)
- 注意:
- RICOH ProcessDirector は、PostgreSQLデータベース内でのデータキャプチャーを開始するまで
data
ディレクトリーを作成しません。
pg_hba.conf
ファイルをテキストエディターで開きます。- 次のような、IPv4ローカル接続用のコメント行を見つけます。
# IPv4 local connections:
- 注意:
- RICOH ProcessDirector は、データをリモートの PostgreSQL サーバーに保存するための IPv6 接続をサポートしていません。
- リモートサーバーのIPアドレスおよびサブネットの行を追加します。
例えば、PostgreSQLデータベースから、IPアドレスが172.0.0.2、サブネットマスクが32のコンピューター上のアプリケーションへデータを抽出するには、3行を次の例のように入力します。
# IPv4 local connections: host all all 127.0.0.1/32 trust host all all 172.0.0.2/32 trust
この例の2行目と3行目は、次のことを表しています。
- 1つ目の値は接続タイプを指定しています。ホストは普通紙または SSL暗号化された TCP/IP ソケットです。
- 2つ目の値は、ユーザーがアクセスできるデータベースを指定しています。
- 3つ目の値は、データベースにアクセスできるユーザーを指定しています。
- 5つ目の値は、セキュリティーを指定しています。trustでは、どのローカルユーザーでも任意のPostgreSQLユーザー(データベースのスーパーユーザーを含む)としてデータベースからデータを抽出できます。
各値の選択肢については、
pg_hba.conf
ファイル内のコメントを参照してください。 postgresql.conf
ファイルをテキストエディターで開きます。- 接続と認証セクションで、
#listen_addresses
行を見つけます。 - PostgreSQLに対して、すべての接続で通知イベントをリッスンするように指示するには、コメント記号(#)を削除して、
‘localhost’
の値を‘*’
に変更します。listen_addresses = '*'
セキュリティーを高める場合は、*
の代わりに IP アドレスのコンマ区切りリストを指定できます。 - ファイルを保存して、テキストエディターを終了します。
- PostgreSQLデータベースを停止します。注意: サンプルコマンドでは、ユーザー名、パスワード、ポート番号にデータベース設定のデフォルト値を使用します。これらの値を変更した場合は、コマンドでその値を使用します。コマンド行を開き、次のコマンドを入力します。
- Windowsサーバーの場合:
- \aiw\aiw1\bin\postgresql\Windows\pgsql\bin\pg_ctl stop -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D \aiw\aiw1\data -l \aiw\aiw1\trace\postgres.trace
または
- <RPDインストールディレクトリー>\PostgreSQL\bin\pg_ctl stop -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D \aiw\aiw1\data -l \aiw\aiw1\trace\postgres.trace
- \aiw\aiw1\bin\postgresql\Windows\pgsql\bin\pg_ctl stop -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D \aiw\aiw1\data -l \aiw\aiw1\trace\postgres.trace
- Linuxサーバーの場合:
- /aiw/aiw1/bin/postgresql/Linux/pgsql/bin/pg_ctl stop -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D /aiw/aiw1/data/ -l /aiw/aiw1/trace/postrgres.trace
または
- /usr/pgsql-14/bin/pg_ctl stop -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D /aiw/aiw1/data/ -l /aiw/aiw1/trace/postrgres.trace
- /aiw/aiw1/bin/postgresql/Linux/pgsql/bin/pg_ctl stop -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D /aiw/aiw1/data/ -l /aiw/aiw1/trace/postrgres.trace
- Windowsサーバーの場合:
- PostgreSQLデータベースを起動します。
- Windowsサーバーの場合:
- \aiw\aiw1\bin\postgresql\Windows\pgsql\bin\pg_ctl start -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D \aiw\aiw1\data -l \aiw\aiw1\trace\postgres.trace
または
- <RPDインストールディレクトリー>\PostgreSQL\bin\pg_ctl start -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D \aiw\aiw1\data -l \aiw\aiw1\trace\postgres.trace
- \aiw\aiw1\bin\postgresql\Windows\pgsql\bin\pg_ctl start -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D \aiw\aiw1\data -l \aiw\aiw1\trace\postgres.trace
- Linuxサーバーの場合:
- /aiw/aiw1/bin/postgresql/Linux/pgsql/bin/pg_ctl start -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D /aiw/aiw1/data/ -l /aiw/aiw1/trace/postrgres.trace
または
- /usr/pgsql-14/bin/pg_ctl start -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D /aiw/aiw1/data/ -l /aiw/aiw1/trace/postrgres.trace
- /aiw/aiw1/bin/postgresql/Linux/pgsql/bin/pg_ctl start -o "-p 5432" -U rpdreports -P testpassword -D /aiw/aiw1/data/ -l /aiw/aiw1/trace/postrgres.trace
- RICOH ProcessDirectorにログインします。
- 管理タブをクリックします。
- 左側のペインで、 をクリックします。
- 右上隅で、データベースのステータスが未接続になっている場合は、ブラウザを更新して 接続済みに変更します。
- Windowsサーバーの場合: