ジョブの処理および印刷をより早く行う
場合によっては、ジョブがワークフローにより通常より早く処理されるように、優先順位を高くする必要があります。[ジョブ優先順位]ジョブプロパティーを使用すると、そのジョブがワークフロー内をより速く移動するようにできます。
ジョブの優先順位は、1~999の数値です。RICOH ProcessDirectorは各ステップで、優先順位が1のジョブを、ステップのキューに入れられている、それより低い優先順位のジョブよりも前に処理します。たとえば、RICOH ProcessDirector は各ステップで、優先順位が 50 のジョブを後で処理し、優先順位 99 のジョブをさらに後で処理します。
ジョブのジョブ優先順位プロパティーは、 SetJobPropsFromTextFileステップテンプレートに基づくステップで設定される場合もありますが、必須プロパティーではありません。 ジョブ優先順位プロパティーを設定するようこのステップを構成する場合は、ステップを10から999までの値に設定することを検討してください。1から9までの値を使用して、ジョブがワークフローで処理される順番を早めることができます。
ジョブの優先順位を1に変更しても、他のジョブすべての処理が中断され、そのジョブがすぐにワークフロー内を移動することはありません。優先順位を変更すると、ジョブはそのワークフローの各ステップで、処理のためにキューの先頭に置かれます。2 つのジョブが同じ優先順位である場合、RICOH ProcessDirector は、ステップに到達した最初のジョブを処理します。
1つ以上のジョブの処理および印刷を早めるには、次の手順に従います。
- [ジョブ]テーブルで、早く処理するジョブ(複数可)を選択します。
- それらのジョブのいずれかを右クリックし、優先順位の設定を選択します。
- ジョブごとに、優先順位プロパティーの値を入力します。RICOH ProcessDirectorでは、優先順位の値が割り当てられていないジョブより、優先順位の値が割り当てられたジョブの方が重要と見なされる点に注意してください。
- オプション: このページでは、スケジュールアクションを使用して、ジョブに特定のプリンターを要求できます。
- OKをクリックします。