ジョブが間違ったプリンターに印刷される

Download for z/OS または AFP Download Plus から受信したジョブが予想外のプリンターに印刷される場合、プリンターのプロパティーを変更するか、構成ファイルを変更して、RICOH ProcessDirector がプリンターを選択するためにジョブ中の JCL の DEST パラメーター値を使用するようにする必要がある場合があります。

DEST JCL パラメーターは、z/OS システムのプリンターを指定するのによく使用されます。ジョブがダウンロードされたとき、サンプルの receive_jcl_overrides.cfg ファイルは DEST をジョブの 宛先プロパティーにマップします。すると、 宛先プロパティーがジョブの 宛先プロパティーに一致するプリンターにジョブがスケジュールされます。

RICOH ProcessDirector は、 RequestedPrinter プロパティーを使用して、名前が RequestedPrinter プロパティーの値に一致するプリンターにジョブをスケジュールすることもできます。

DEST JCL パラメーターを使用してジョブをプリンターに割り当てるには、次のいずれかを行う必要があります。

  • プリンターの宛先プロパティーを設定して、DEST JCL パラメーターの値を一致させる。
  • プリンターの名前を DEST 値と同じにする。次に、receive_jcl_jobtype.cfg ファイルを編集し、DEST パラメーターを 要求されたプリンタープロパティーにマップさせる。
    例:
     DEFINE ${Job.RequestedPrinter} AS "${DEST}