正しくないページにジャンプ
RICOH ProcessDirector ユーザーインターフェースで ジャンプコントロールをクリックし、プリンターが再開するページがビューアーに表示されたページではない場合は、不正確なページカウントの原因となる可能性のある機能について確認してください。例えば、カットシートエミュレーション、
N_UP
印刷、および 両面、 書式定義ジョブプロパティーなどがあります。- プリンターコンソールで、プリンターがカットシートエミュレーションに設定されているかどうかを確認します。
カットシートエミュレーションは、2 ページの横並びデータを、後で 2 つに切り離される 1 枚の用紙に印刷するために使用されます。
- 書式定義が
N_UP
印刷に定義されているかどうかを確認します。N_UP
印刷は、ジョブの印刷に使用される書式定義で指定される機能です。これにより、ジョブでは、用紙の片面に複数のページを印刷することが可能になります。用紙の片面当たりに 4 ページ、両面印刷を合わせると、用紙当たり 8 ページを印刷できます。RICOH ProcessDirector はN_UP
印刷を認識しますが、N_UP
印刷はジョブでのオン/オフが可能なため、エラーが発生することがあります。このようなケースでは、正しいページが得られるまで、 ジャンプコントロールを再度使用してください。 - プリンタープロパティーで割り込みメッセージページがはいに設定されていることを確認してください。
[割り込みメッセージページ]プロパティーは、ジャンプアクションが使用されたときに情報ページを印刷します。これはページカウントに余分なシートを追加します。この問題を回避するには、[割り込みメッセージページ]プロパティーを いいえに設定するか、 印刷を再開するページ制御を 後送り制御または 前送り制御の代わりに使用します。
これらの機能のいずれを使用した場合も、1 枚の用紙に複数のページが印刷される点に注意してください。1 枚の用紙に複数のページがある場合は常に、その用紙からどのページを選択しても用紙全体が再印刷されます。例:
- 2 ページ片面印刷ジョブでは、47 ページが用紙の左側にあり、48 ページが右側にあります。48 ページを選択すると、47 ページと 48 ページの両方が再印刷されます。
- 両面印刷ジョブでは、ページ 51 が用紙の表にあり、52 ページが裏にあります。52ページを選択すると、51ページと52ページの両方が再印刷されます。
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印刷を使用していない場合は、ソフトウェアサポートにお問い合わせください。