CountPages

このステップテンプレートを基にしたステップは、ジョブのページ数とシート数を計算し、ビューアーコンポーネントで使用するためにジョブの各ページの先頭を検出します。

ジョブプロパティーデフォルト

  • 両面: 設定なし

使用上の注意

  • ジョブ内のページを再印刷するには、ワークフローにCountPagesCreatePageRangesの両方のステップが含まれている必要があります。 CountPages は、 CreatePageRanges および PrintJobs の前に実行される必要があります。AFP サポート機能がインストールされている場合は、 CountPagesステップを EnableRepositioningステップに置き換えることができます。 EnableRepositioningでは、ページカウントの計算に加えて、索引タグを含むAFPデータに再印刷機能またはジャンプ機能を使用できます。ただし、 EnableRepositioningは処理時間が長いため、追加の機能が必要ない場合は CountPagesを使用する方が効率的です。
  • ワークフロー内の先行ステップが、有効なデータストリームフォーマットでの印刷ファイルの作成に失敗すると、CountPagesステップは警告メッセージを発行して、ジョブを次のステップに送ります。印刷ファイルが予想される場合は、後のステップでジョブが失敗する場合があります。
  • CountPages は、どのページがどのシートに印刷されるかを計算するため、[両面]プロパティー値の影響を受けます。 CountPages ステップが実行された後で、ジョブの[両面]プロパティーが[設定なし]以外の値に変更されると、計算される 合計シートプロパティーの値が、実際にプリンターでスタックされているジョブシートの総数に一致しないことがあります。 再印刷機能に提供されるページ情報の正確性も、影響を受ける可能性があります。 再処理アクションを使用して CountPagesステップを再実行することで、ページとシートのカウント情報と[両面]プロパティーの新しい値を同期できます。
  • 両面と片面ページの混在を示すJDFジョブチケットが含まれたPDFジョブをCountPagesステップで処理した場合、片面シートの空白面はページ数に含められません。
  • 大きな PDF ファイルを操作するとき、RICOH ProcessDirector が正しく機能するためには、適切な量のメモリーを割り当てる必要があります。メモリー不足のメッセージが表示された場合は、\aiw\aiw1\config\jvmsettings.cfg (Linux) または /aiw/aiw1/config/jvmsettings.cfg (Windows) ファイルを開き、指定された値を変更してメモリーの量を増やします。変更を保存して、RICOH ProcessDirector を再始動します。