メディアオブジェクトを自動的に作成する

Ricoh PDFプリンターを使用している場合や、プリンターがメディアの情報を検出し、SNMPまたはJMFで送信できる場合は、自動的にメディアオブジェクトを作成するようにRICOH ProcessDirectorを構成できます。メディアの情報を検出できないプリンタータイプは PCLOut プリンターのみです。PCLOut プリンターには、AFP サポート機能が付属します。

すべてのプリンタータイプに対して、RICOH ProcessDirector は SNMP を使用して、プリンターにロードされたメディアを取得できます。 メディア設定ページの メディアマッチングセクションで指定したすべての情報をRICOH ProcessDirectorが受信しない場合、不足している情報を追加してメディアオブジェクトを更新する必要があります。例えば、メディアを識別するためにサイズ、カラー重量の値を使用していて、プリンターではサイズの値しか提供されない場合、カラーと重量の値を追加する必要があります。

現在、RICOH TotalFlowプリンターの場合、RICOH ProcessDirectorはJMFではなく、SNMPを使用するメディアのみを要求します。

Ricoh PDFプリンターの場合、RICOH ProcessDirectorはJMFを使用してプリンターからメディア情報を自動的に要求します。プリンターのコントローラーのタイプおよびバージョンに基づいて、標準メディア、カタログメディア、ロード済みメディアという最大 3 つのメディアリストが返される可能性があります。RICOH ProcessDirector は、リスト内のメディアを既存のメディアオブジェクトに名前で比較します。一致した名前については、RICOH ProcessDirector はプリンターから返された値にメディアオブジェクトのプロパティーを更新します。一致しなかった名前については、RICOH ProcessDirector はメディアオブジェクトを作成します。

    注意:
  • 一部のプリンターモデルでは、?#など、RICOH ProcessDirectorのメディア名にサポートされていない文字がメディア名に許容されています。RICOH ProcessDirector がこのような文字をメディア名に見つけると、該当する文字を下線で置き換えます。

RICOH ProcessDirector は、JMF を使用して、プリンターに定義され、RICOH ProcessDirector によってサポートされている追加のメディアプロパティー値を取得できます。ロード済みメディアリストがプリンターから返されなかった場合、RICOH ProcessDirector は SNMP を使用してロード済みメディア情報を要求します。プリンターモデルから返されるメディアリストの種類を判別するには、1 次コンピューターの/aiw/aiw1/pc にある README ファイルを参照してください。

メディアリストが更新されるのは、新しいメディアがロードされた場合や、プリンター上のメディアカタログが更新された場合など、プリンターに対する変更があったときです。リストの更新時に、RICOH ProcessDirector のメディアオブジェクトの変更内容はすべてプリンターからの最新情報によって上書きされます。プリンターがRicoh PDFプリンターとして定義されている場合は、RICOH ProcessDirectorではなく、プリンターでメディアを管理することをお勧めします。

自分のメディアオブジェクトを作成すると、RICOH ProcessDirector はそれらを使用して、ジョブに要求されたメディアとプリンターの給紙トレイで使用可能になっているメディアを一致させることができます。

SNMP を使用している場合や、プリンターが JMF を使用してロード済みメディアリストを送信しない場合は、この手順を使用してメディアオブジェクトを作成します。メディアリストを最初に取り込んでいる場合は、この手順を繰り返して、使用するすべてのメディアをロードします。

メディアオブジェクトを自動的に作成するには、次の手順に従います。
  1. 管理タブをクリックします。
  2. 左のペインでメディア メディア設定をクリックします。
  3. メディアマッチングセクションで、プリンターのスケジュールが製品IDまたは名前ごとの場合は メディア製品 ID またはメディア名を使用するをクリックし、プリンターのスケジュールがプロパティーごとの場合は 以下で選択したプロパティーを使用するをクリックします。
  4. 以下で選択したプロパティーを使用するを選択した場合は、メディアの区別に使用するプロパティーを選択します。
    例えば、カラーおよび重量に基づいてメディアを区別する場合は、メディアのカラー、および メディアの重量を選択します。
  5. 保存をクリックします。
  6. 給紙トレイには、RICOH ProcessDirector が作成するメディアオブジェクトの対象になるメディアを入れます。
  7. 新しいプリンターに対してメディアオブジェクトを作成する場合は、プリンター装置を定義します。
    SNMPの使用プロパティーおよび プリンターからトレイ情報を取得プロパティーが はいに設定されていることを確認します。
    RICOH ProcessDirector は、給紙トレイのすべてのメディアに対してメディアオブジェクトの作成を試みます。
  8. プリンターテーブルで、プリンターを右クリックし、トレイの表示を選択します。
    メディアを区別するために選択したすべてのプロパティーがプリンターから報告される場合は、作成されたメディアオブジェクトの名前がトレイメディア列に表示されます。手順に進みます。
  9. メディアを区別するために選択したすべてのプロパティーがプリンターから報告されない場合は、メディアオブジェクトは作成されません。プリンターメディアオブジェクトを手動で作成し、トレイで使用できるように設定できます。
    1. メディアを追加をクリックします。
    2. メディア名を入力します。
    3. メディアを区別するために、必須のプロパティーとオプションのプロパティーを入力します。
    4. OKをクリックします。
    5. このメディアがセットされているトレイを右クリックし、トレイメディアを設定を選択します。
    6. トレイメディアリストで、作成したメディアを選択し、 OKをクリックします。
    7. 更新が必要な他のメディアオブジェクトについても、この操作を繰り返します。
    8. 閉じるをクリックします。
  10. メディアを区別するために使用するすべてのプロパティーがプリンターから報告される場合は、RICOH ProcessDirectorメディアオブジェクトを作成したい対象のメディアをさらにセットします。
  11. 複数のプリンターがある場合は、それぞれのプリンターに対してメディアオブジェクトを作成します。
  12. RICOH ProcessDirector によって作成されたメディアオブジェクトがあるか、確認します。オペレーターがわかりやすいように、メディアオブジェクトの名前を変更します。
    1. 管理ページで、メディア システムメディアまたはメディア プリンターメディアをクリックします。
    2. メディアオブジェクトを右クリックして、名前の変更を選択します。
    3. 新しい名前を入力してOKをクリックします。
    メディアカタログの名前のみを含めます。OKをクリックすると、RICOH ProcessDirectorによりプリンターの名前とメディア名の先頭にピリオドが追加されます。
  13. 異なるプリンターに同じメディアをロードし、RICOH ProcessDirectorが異なるメディアオブジェクトを作成する場合は、同じシステムメディアオブジェクトにすべてをマッピングできます。プリンターメディアをシステムメディアにマッピングするには、以下の手順に従います。
    1. 管理ページで、メディア メディアマッピングをクリックします。
    2. 追加をクリックします。
    3. マッピングするシステムメディアを選択します。
    4. システムメディアに関連付けるプリンターとプリンターメディアを選択します。
    5. OKをクリックします。
    6. プリンターメディアごとに、この手順を繰り返します。
これで、プリンターに準備されているメディアに基づいて、印刷ジョブをスケジュールできるようになりました。ご使用のプリンターが SNMP または JMF を介して RICOH ProcessDirector に情報を送信できる場合、そのプリンターを構成して、プリンターにセットされているメディアと自動的に一致するようにジョブをスケジュールできます。