待ちステップが誤った時間に完了する
- Waitステップ後の誤った時間にジョブが処理を再び開始する場合は、ワークフローで次を確認します。
- 待ち終了時刻プロパティー
待ち終了時刻プロパティーに正しい時間が設定されていることを確認します。お住まいの国が12時間の時刻形式を使用している場合、AMまたはPMが正しく選択されていることを確認します。このプロパティーは、一日の決まった時刻までジョブを一時停止している場合にのみ使用します。
- 時間帯プロパティー
待ちステップで選択した時間帯が、1次サーバーが使用する時間帯と一致していることを確認します。このプロパティーは、 待ち終了時刻プロパティーで値を指定している場合にのみ使用します。
- 待ち時間プロパティー
待ち時間プロパティーに入力した時間の長さが正しいことと、選択した時間の単位と一致していることを確認します。このプロパティーは、ある期間についてジョブを一時停止している場合にのみ使用します。
- この後にステップを終了プロパティー
この後にステップを終了に選択した値が正しいことを確認します。
たとえば、ワークフローには次の設定を使用する待ちステップが含まれます。
- 待機時刻:12:00 PM
- 時間帯:東部標準時間(EST)
- 待機時間:3時間
10:00 AM EST にジョブがそのステップに到達します。ステップでは次の 2 つの終了時間を判断します。
- 待機時刻:12:00 PM(EST)
- 待機時間:3時間(1:00 PM EST)
この後にステップを終了を 初回発生時に設定すると、ジョブは 12:00 EST に次のステップに移動します。 この後にステップを終了を 最終発生時,に設定すると、ジョブは 1:00 PM EST に次のステップに移動します。
- RICOH ProcessDirectorサーバーの時間。
RICOH ProcessDirectorサーバーの時間と時間帯が正しく設定されていることを確認します。 Waitステップは、RICOH ProcessDirectorサーバーから時間を取得します。システム時間または時間帯が正しくないと、 Waitステップが正しい時間に完了しない場合があります。
- 注意:
- 時間はRICOH ProcessDirectorサーバーの電源がオフになるとカウントされます。例えば、ジョブが Waitステップに到達し、1時間待つと仮定します。ジョブは30分待ち、サーバーへの電源が中断されます。電源が復旧しRICOH ProcessDirectorが処理を再開するまでに45分かかります。この時点で待ち時間は終了しているため、ジョブは処理を再開します。
- 待ち終了時刻プロパティー