提供されているインサーターコントローラーオブジェクトを使用する

RICOH ProcessDirector には、複数のインサーター製造元のインサーターコントローラーオブジェクトが用意されています。インサーターのサンプルインサーターコントローラーオブジェクトをコピーし、そのプロパティーを変更します。
付属のインサーターコントローラーオブジェクトは、RICOH ProcessDirectorに用意されているインサーターコントローラーオブジェクトをリストにします。

付属のインサーターコントローラーオブジェクト

インサーター製造元 インサーターコントローラー名
Bowe BoweSample
Bowe (JetVision カメラシステムあり) JetVisionSample
Bowe Bell & Howell BoweBellHowellSample
Gunther GuntherSample
インサーター (Ironsides カメラシステムあり) IronsidesSample
Kern KernSample
Pitney Bowes PitneySample
Quadient QuadientSample
提供されているインサーターコントローラーオブジェクトを使用するには、以下の手順に従います。
  1. 管理タブをクリックします。
  2. 装置 インサーターコントローラーをクリックします。
  3. コピーするインサーターコントローラーを右クリックして、コピーを選択します。
    提供されているオブジェクトを、その名前を変更できるようコピーします。必要であれば、オリジナルのサンプルオブジェクトを参照してください。
  4. すべてのタブで、必須プロパティー、また必要に応じてオプションプロパティーを指定してください。
      注意:
    • インサーターコントローラーがファイルベースの場合は(つまり、インサーターコントローラーが制御ファイルを使用する場合)、制御ファイルタブでプロパティーを指定します。インサーターコントローラーがジョブごとに2つの制御ファイルを使用する場合は、 第2制御ファイルタブでもプロパティーを指定します。
    • インサーターコントローラーがファイルベースではない場合は、制御ファイルタブでプロパティーのデフォルト値をクリアします。
    • インサーターコントローラーが結果ファイルを作成する場合:
      • 結果ファイルタブでプロパティーを指定します。
      • インサーター結果ファイルがジョブ特定のものであれば、受信コマンド結果ファイルタブに指定してください。
      • インサーター結果ファイルがジョブ特定のものではない(Gunther結果ファイルなど)場合は、ポーリングコマンド結果ファイルタブに指定してください。また、 一般タブの 完了方法プロパティーで 手動を選択します。これは、ジョブが挿入を完了したときを RICOH ProcessDirector が自動的に判別できないためです。
      • 結果ファイルタブで規則ファイルを指定します。
    • ジョブの結果ファイルで、再印刷が必要な文書のみが識別されている場合は次の操作を行います。
      • 結果ファイルで識別されない文書については再印刷の必要がないため、一般タブの デフォルト挿入状態プロパティーで OKを選択します。
    • インサーターコントローラーが結果ファイルを作成しない場合:
      • 結果ファイルタブでプロパティーのデフォルト値をクリアします。
      • 一般タブの 完了方法プロパティーで 手動を選択します。これは、ジョブが挿入を完了したときを RICOH ProcessDirector が自動的に判別できないためです。
      • [ジョブの調整]ページでオペレーターが再印刷の必要な文書にのみマークを付ければいいように、一般タブの デフォルト挿入状態プロパティーで OKを選択します。
  5. OKをクリックします。
  6. 新しいインサーターコントローラーを使用するには、そのインサーターコントローラーを選択して使用可能をクリックします。