AFP文書を抑制するサンプルワークフローを実行する

ジョブにおいて AFP 文書の印刷を抑制する PullAFPSample ワークフローで、印刷の抑制を制御するリストの使用方法を示します。 PullAFPSample ワークフローでは、印刷された文書と抑制された文書を処理する 2 つのジョブを個別に作成します。

このワークフローでは次のサンプルオブジェクトとサンプルファイルを使用します。

  • ワークフロー: PullAFPSample
  • サンプルファイル: Pull.afp
    • /aiw/aiw1/testfiles/Pull.afp (Linux)
    • C:\aiw\aiw1\testfiles\Pull.afp (Windows)
  • サンプルプルリストファイル: pulllist.txt
    • /aiw/aiw1/testfiles/pull/pulllist.txt (Linux)
    • C:\aiw\aiw1\testfiles\pull\pulllist.txt (Windows)
  • サンプルプロパティー条件ファイル: pullsample.csv
    • /aiw/aiw1/control_files/pull/pullsample.csv (Linux)
    • C:\aiw\aiw1\control_files\pull\pullsample.csv (Windows)
  • Visual workbench control file: PullAFP.ctl
    • /aiw/aiw1/testfiles/PullAFP.ctl (Linux)
    • C:\aiw\aiw1\testfiles\PullAFP.ctl (Windows)
    注意:
  • AFP Support 機能をインストールしている場合、 PullAFPSample サンプルワークフローが用意されています。

このサンプルワークフローには、待機ステップと SetDocPropsFromList ステップが含まれます。 待機ステップは説明のためにジョブを 60 秒間停止し、正しい位置にプルリストファイルが配置されるまで、どのようにワークフローが停止できるのかを示します。実働環境では、 待機ステップは、ジョブを一定期間または特定の時刻まで停止するために設定されます。 SetDocPropsFromList ステップでは、サンプルプルリストファイルからの情報を使用して、ジョブが正しい文書の印刷を抑制するために適切に分割されていることを確認します。

GroupDocuments ステップでは、 文書のプルプロパティーに基づいて、プルされる文書のグループと印刷されるグループを識別します。グループ化に基づき、 CreateJobsFromDocuments ステップで子ジョブが生成されます。子ジョブはオリジナルのワークフローに再送信され、 SetJobPropsfromTextFile ステップからの子ジョブの分岐に従います。子ジョブは、処理が終了し、すべてのジョブ、親ジョブと両方の子ジョブが完了するまで、それぞれの印刷および抑制の分岐を通って移動します。

サンプルワークフローを実行するには、次のようにします。

  1. 管理タブをクリックします。
  2. 装置 入力装置をクリックします。
  3. [入力装置]ページで、HotFolderAFP ホットフォルダー入力装置を右クリックし、 コピーを選択します。
  4. ホットフォルダー入力装置のコピーページの 一般タブで、次のプロパティーの値を、指示に従って入力または編集します。
    • 入力装置名を入力します。
    • 入力装置の説明を入力します。これは必須ではありませんが、推奨事項です。
    • 子ワークフローPullAFPSample を選択します。
    • フォルダー位置プロパティーに、/aiw/aiw1/System/hf/testPullAFP を入力します。
    • ステージング位置プロパティーに、/aiw/aiw1/System/hf/testPullAFP/Staged を入力します。
  5. OKをクリックします。
  6. メインタブをクリックします。
  7. [入力装置]ポートレットで、作成した新しいホットフォルダーを右クリックし、使用可能にして接続を選択します。
  8. [プリンター]ポートレットで、サンプルプリンターを右クリックして 使用可能を選択します。
  9. /aiw/aiw1/testfiles (Linux) または C:\aiw\aiw1\testfiles (Windows) に移動し、Pull.afp/aiw/aiw1/System/hf/testPullAFP (Linux) または C:\aiw\aiw1\System\hf\testPullAFP (Windows) にコピーします。
    ジョブが[ジョブ]テーブルに表示されます。
  10. ジョブが待機ステップに到達すると、60 秒間停止します。ジョブが [待機]状態に入りますが、処理を進める場合は 次のステップに進むアクションを選ぶことができます。 次のステップに進むアクションは、ジョブが 待機状態にあるときのみ、選んでください。
  11. 親ジョブは、子ジョブが完了するまで WaitForRelatedJobs ステップで待機してから終了します。プルパスの子ジョブには、 ManualStepWithAutoStart ステップがあります。これは手動で進める必要があります。[ジョブ]テーブルでジョブを右クリックして 次のステップに進むを選択します。親ジョブと子ジョブが完了するまで、処理が続行されます。
    [ジョブ]テーブルで、親ジョブと 2 つの子ジョブを確認できます。個々の子ジョブを右クリックして 表示を選択すると、各子ジョブによって処理された文書を確認できます。親ジョブを右クリックして 表示を選択すると、印刷および抑制された両方の文書をすべて表示できます。