pdpr
コマンドを使用するように構成する
InfoPrint Manager から RICOH ProcessDirector に移行し、
pdpr
コマンドを使用してジョブを実行依頼する場合、同じ pdpr
コマンドからジョブを受信し続けるように RICOH ProcessDirector を構成できます。pdpr
コマンドは、自己解凍型 Perl スクリプトにパッケージ化されたスクリプトです。スクリプトは、pdpr を使用してジョブを実行依頼するすべてのクライアントコンピューターにインストールする必要があります。1
次サーバーを構成する前に、指示に従ってスクリプトをクライアントコンピューターにインストールし、それらを正しく構成します (pdpr.cfg
ファイルの更新を含む)。pdpr
スクリプトは、lprafp コマンドを作成してジョブを実行依頼し、フラグを追加してサポートされるジョブプロパティー値を 1 次サーバーに送信します。このため、1
次サーバーの構成は、LPD プロトコルを使用するように構成する構成ステップと似ています。
pdpr
コマンドを使用するように構成するには
- RICOH ProcessDirectorに属さないLPDデーモンまたは処理(例えば、Common UNIX Printing System [CUPS] LPDデーモン)が、1次コンピューター(またはLPD入力装置の親サーバーである2次コンピューター)で実行されている場合は、それらを停止します。
- SUSE Linuxでは、YaSTを開始し、 をクリックしてLPDサービスを検索します。
- Red HatまたはRed Hat由来のオペレーティングシステムで、ターミナルにアクセスして次のコマンドを使用します。systemctl list-units --type service --all
LPDサービスを停止するには、次のコマンドを使用します。 systemctl stop <LPDサービス>
- 重要:
- CUPSをアンインストールしないでください。
- RICOH ProcessDirector を開きます。
- 管理タブをクリックします。
- 左側にある をクリックします。
pdpr
スクリプトをインストールしたすべてのコンピューターが、 LPD ジョブを実行依頼できるホストプロパティーにリストされていることを確認します。pdpr
スクリプトからジョブを受信するための LPD 入力装置を作成します。入力装置の名前が、pdpr.cfg
ファイルに作成した規則で使用した名前と一致していることを確認します。pdpr
を使用してジョブを実行依頼すると、pdpr
オプションがlprafp
コマンドのオプションに変換されます。LPD 入力装置では、[子ワークフロー構文解析規則]プロパティーにリストされたファイルを使用して、lprafp
コマンドのオプションが RICOH ProcessDirector プロパティーにマップされます。[子ワークフロー構文解析規則]プロパティーのデフォルト値は、同じ
receive_lpd_jobtype.cfg
ファイルまたはreceive_lpd_pdf_jobtype.cfg
ファイルへのパスです。このファイルには、RICOH ProcessDirector がサポートする大部分のlprafp
コマンドオプションのマッピングが含まれています。必要な場合は、ファイルを更新またはコピーして、さらにマッピングを追加できます。