PullAFPSample

このワークフローを使用して、サンプル AFP ファイルからプルする文書のリストを識別するファイルがどのように送信されるか、印刷前にテストします。

このサンプルワークフローには、待機ステップと SetDocPropsFromList ステップが含まれます。 待機ステップでは、説明のためにジョブを 60 秒間停止します。実働環境では、 待機ステップは、ジョブを一定期間または特定の時刻まで停止するために設定されます。 SetDocPropsFromList ステップでは、サンプルプルリストファイルからの情報を使用して、ジョブが正しい文書の印刷を抑制するために適切に分割されていることを確認します。このジョブには、2 つのパスも含まれています。1 つは親ジョブ用で、1 つは親ジョブが作成する子ジョブ用です。

親ジョブがワークフローに入り、ジョブの各文書に関連付けられている文書境界とプロパティーに関する情報を収集するステップを進みます。そして、ジョブが待機ステップに入ると、60 秒間停止します。それから、 SetDocPropsFromList ステップで 1 つ以上のプルリストファイルに対応する /aiw/aiw1/testfiles/pull ディレクトリーを確認します。サンプルプルリストには、2 つのアカウント番号が含まれています。 SetDocPropsFromList では、プルリストの値に一致する文書に関する 文書のプルプロパティーに[はい]を設定します。

GroupDocuments ステップでは、 文書のプルプロパティーに基づいて、プルされる文書のグループと印刷されるグループを識別します。グループ化に基づき、 CreateJobsFromDocuments ステップで子ジョブが生成されます。子ジョブはオリジナルのワークフローに再送信され、 SetJobPropsFromTextFile ステップからの子ジョブの分岐に従います。 SetDocPropsFromOriginal ステップで、親ジョブから子ジョブにジョブプロパティーをコピーするので、プロパティーは失われません。 SetDocPropsFromConditions ステップでは、サンプルプロパティー条件ファイルを使用して、子ジョブを印刷とプルの分岐に送信するルールによって使用される カスタム 1 ジョブプロパティーに値を割り当てます。

それから、子ジョブは印刷とプルの分岐に移動します。この時点で、親ジョブは WaitForRelatedJobs ステップに移譲し、印刷の子ジョブは印刷後の WaitForRelatedJobs ステップに進みます。プルの子ジョブには、 ManualStepWithAutoStart ステップがあります。プルの子ジョブをワークフローの次のステップに移動するには、 ジョブテーブルで子ジョブを右クリックして、 次のステップに進むを選択します。この子ジョブの処理は続き、すべてのジョブ、親ジョブと両方の子ジョブが RetainCompletedJobs ステップに入ります。

PullAFPSample ワークフローを以下に示します。親ジョブは、子ジョブが作成される CreateJobsFromDocuments ステップに到達するまでに、 待機ステップと SetDocPropsFromList ステップを通り、 オリジナルジョブのラベルが付いたパスに沿って移動します。それから、親ジョブは RetainCompletedJobs ステップに異動する前に、子ジョブの処理が終了するのを待つ WaitForRelatedJobs ステップに進みます。

子ジョブがオリジナルのワークフローに再実行依頼され、子ジョブのラベルが付いたパスに沿って移動します。 CountPagesChild ステップで、印刷とプルの子ジョブがそれぞれの分岐に分かれます。印刷の子ジョブは、 WaitForRelatedJobs ステップに進み、プルの子ジョブが処理を終了するのを待ちます。

プルの子ジョブは、ManualStepWithAutoStart ステップに処理を進めます。 次のステップへ進むアクションを適用すると、プルの子ジョブ は WaitForRelatedJobs ステップに移動してから、 RetainCompletedJobs ステップに進み、終了します。

フェーズおよびステップ

次の各図は、このサンプルワークフローを一連のフェーズとして表しています。

受信準備

アセンブル印刷完了