郵便ソフトウェア返す文書プロパティーの値が正しくない

郵便ソフトウェアが返した文書プロパティーの値が正しくない場合、PDF または AFP ファイルに定義した文書プロパティーと、BuildExternalDocPropsFileステップテンプレートまたは MapExternalResultsFileToDocPropsステップテンプレートに基づくステップで選択した文書プロパティーが同一ではない可能性があります。
指定した文書プロパティーが正しいことを確認するには、次の手順に従います。
  1. ジョブの文書プロパティーファイル (ジョブのスプールディレクトリー内の jobID.document.dpf) を開き、値が意図通りであることを確認します。文書プロパティーファイルの見出しレコードを確認して、その値のデータベースプロパティー名を特定します。例えば、 Doc.Custom.ZipCode という名前の列と Doc.Address.PostalCode という名前の列があり、意図した値が Doc.Address.PostalCode 列にあったとします。どちらのプロパティーも、 BuildExternalDocPropsFile または MapExternalResultsFiletoDocProps ステップの使用可能なプロパティーリストでは、ユーザーインターフェース名が[Zip コード]である可能性があります。どちらのエントリを 選択済みプロパティーのリストに含めるかを決定する必要があります。
  2. 印刷ジョブが PDF の場合、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat プラグインの IdentifyPDFDocuments ステップで指定された PDF ファイルと制御ファイルを開きます。使用する予定のプロパティーのデータベース名がジョブの文書プロパティー内の名前と一致していることを確認します。ステップに設定されたプロパティーのユーザーインターフェース名が正しく対応していることを確認するには、インフォメーションセンターの文書プロパティーを検索します。インフォメーションセンターでは、データベース名とユーザーインターフェース名の両方を調べられます。インフォメーションセンターでプロパティーが見つからない場合は、次のステップで示すように[選択済み]リストで試行錯誤して別のプロパティーを選択します。
    RICOH ProcessDirector を使用しており、印刷ジョブが AFP の場合、RICOH Visual Workbench の AFP ファイルと Visual Workbench 制御ファイルを開き、Document Property Designer で使用する値に対してどのようなユーザーインターフェース名が使用されているかを確認します。
  3. [選択済み]リストでプロパティーを修正します。
    1. ワークフローを使用不可にします。
    2. BuildExternalDocPropsFileステップテンプレートまたは MapExternalResultsFileToDocPropsステップテンプレートに基づくステップのプロパティーを表示します。
    3. 必要に応じて、選択した文書プロパティーのリストを変更します。
    4. ワークフローを使用可能にします。
  4. ジョブを選択し、再処理アクションを使用して、適切なステップを再実行します。