文書プロパティー値が見つからない

ユーザーインターフェースに文書プロパティー値を表示しようとして表示されない場合は、ワークフローがデータベースにプロパティー値を書き込んでいないか、プロパティーが制限プロパティーとして定義されている可能性があります。

ユーザーインターフェース (例えば、プロパティーノートブックページや文書テーブル) には、データベースの現在の値にしたがって、文書プロパティーの値が表示されます。WriteDocumentsToDatabase ステップテンプレートに基づくステップがワークフローで実行されるまで、ユーザーインターフェースに文書プロパティー値を表示することはできません。

ワークフローで WriteDocumentsToDatabase ステップテンプレートに基づくステップが処理されていて、文書テーブルに文書プロパティーの値が表示されない場合は、文書プロパティーが制限プロパティーとして構成されていて、データベースに保管されていない可能性があります。データベースプロパティーの値のみが、ユーザーインターフェースに表示されます。プロパティーが、文書プロパティー構成ファイル aiw/aiw1/config/docCustomDefinitions.xml (Linux) C:\aiw\aiw1\config\docCustomDefinitions.xml (Windows) にデータベースプロパティーとして定義されていることを確認します。

文書プロパティーが制限プロパティーの場合、次の手順を実行します。

  1. Ricoh サポート担当者に問い合わせ、制限プロパティー定義を削除し、プロパティーをデータベースプロパティーとして定義します。
  2. docCustom ユーティリティーを実行し、 カスタム文書プロパティー機能をインストールまたはアップグレードします。

    注意:
  • 1 つの文書プロパティーをデータベースプロパティーと制限プロパティーの両方として定義しないでください。予期しない動作が発生する可能性があります。

ワークフローに SetDocPropsFromList ステップが含まれていると、そのステップは、プロパティー値を正しく更新できない可能性があります。 設定する文書プロパティー一致する文書の値その他の文書の値プロパティーの値が正しいことを確認するために、ステップによって処理されるリストファイルの内容と、ステップの設定を比較してください。