アドレスブロックを定義する
PDF ファイル内の各文書のアドレスブロックで文書プロパティーを定義できます。文書プロパティーを定義した後に、それらを抽出して表示したり、テキストファイルに保存することができます。
注意: 次の場合は、複数のプロパティーの定義機能を使用して、アドレスの文書プロパティーを定義します。
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アドレスコンポーネントがブロックの形式になっていない。
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文書プロパティーに独自の名前を付ける必要がある。
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アドレスブロックの定義機能によってアドレステキストの 1 つ以上のコンポーネントが誤った文書プロパティーに割り当てられている。
アドレスブロックを定義するには、次の手順に従います。
- PDFファイルをAdobe Acrobat Professionalで開いて、ページグループ定義を含む制御ファイルを読み込むか、ページグループを定義します。ヒント: ヒント:アドレスブロックを選択する前に、サンプルPDFファイルをスキャンして、処理しようとしているPDFファイルの中で最も複雑で最も長いアドレスを探します。例えば、PDF ファイル内の最初の文書にわずか 3 行のアドレスが含まれており、80 ページに 5 行のアドレスがあった場合、最も複雑なアドレスに対応できるように、5 行のアドレスを囲むボックスを描画します。文書プロパティーの値を表示したときに、短いアドレスブロック内の各文書プロパティーにプロパティー値が指定されていることを確認できます。
- アドレスの全行を取り込むには、アドレス領域の左上隅を左クリックして、マウスをドラッグします。
- ポップアップメニューからアドレスブロックの定義を選択します。
- [アドレスブロックの定義]ウィンドウで選択したアドレスセクションを確認します。アドレスブロックのすべての行を取り込んでいない場合は、 キャンセルをクリックし、アドレスを囲むボックスをもう一度描画します。必要なアドレスが 選択したアドレステーブルの行に表示されるまで、このステップを繰り返します。
- アドレスブロックの名前を入力します。
- 抽出条件セクションを使用して、各文書内のアドレスブロックデータの抽出元のページを指定します。次のいずれかを行ってください。
- 規則に基づいたページ数を選択して、ドロップダウンリストから規則を選択します。デフォルトの規則は、 先頭のフロントページのみです。次のことを行うこともできます。
- 新しい規則を定義するには、アイコンをクリックします。 詳しくは、規則を定義する を参照してください。
- 規則マネジャーに移動するには、アイコンをクリックします。
重要: 最後のバックページ、 最後のフロントページ、および 最後のページ規則は、アドレスブロックの抽出では使用できません。 - 特定のページ数を選択し、必要な各文書内のページを入力します。
複数のページを指定した場合は、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat によって、各文書内の最後に指定したページからアドレスブロックが抽出されます。例:
- ページ2–4を指定します。文書が 4 ページ以上の場合は、ページ 4 からアドレスブロックが抽出されます。文書が 3 ページで構成される場合は、ページ 3 からアドレスブロックが抽出されます。文書が 2 ページで構成される場合は、ページ 2 からアドレスブロックが抽出されます。
- ページ2,4を指定します。文書が 4 ページ以上の場合は、ページ 4 からアドレスブロックが抽出されます。文書が 2 ~ 3 ページで構成される場合は、ページ 2 からアドレスブロックが抽出されます。
- ページ2–nを指定します。n は最後のページを表すので、文書が 2 ページ以上の場合は、最後のページからアドレスブロックが抽出されます。
重要: ページnのみを指定した場合、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat は、文書のどのページからもアドレスブロックを抽出しません。
- 規則に基づいたページ数を選択して、ドロップダウンリストから規則を選択します。デフォルトの規則は、 先頭のフロントページのみです。次のことを行うこともできます。
- アドレスのタイプを選択します。
- アドレス行 1 ~ 7
このオプションは、アドレスブロックの最初の 7 行を基にして 7 個の文書プロパティー (Doc.Address.1 ~ Doc.Address.7) を定義します。後続の行は無視されます。
- 米国アドレス
このオプションは次の 8 個の文書プロパティーを定義します。
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Doc.Address.FullName
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Doc.Address.Primary
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Doc.Address.Secondary
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Doc.Address.Other
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Doc.Address.City
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Doc.Address.State
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Doc.Address.ZipCode
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Doc.Address.CityStateZip
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選択したアドレスのアドレステキストの各コンポーネントが、 アドレス文書プロパティー領域の文書プロパティーの値になります。 - アドレス行 1 ~ 7
- 各文書プロパティーに値が設定されていることを確認します。
- OKをクリックして、アドレスブロックの文書プロパティーを作成します。
- をクリックして、プロパティーに目的のコンテンツが含まれていることを確認します。
- オプション:ボックスをダブルクリックするか、ボックスを右クリックして編集を選択すると、アドレスブロックの定義を編集できます。
- アドレスブロックの新しい文書プロパティー定義を含む、すべての拡張を PDF ファイルに保存する準備が整ったら、 をクリックします。
- RICOH ProcessDirector サーバーから制御ファイルにアクセスできるようにして、IdentifyPDFDocuments ステップに制御ファイルの名前と場所を含めます。この制御ファイルには、このステップで処理される PDF ファイル内の文書を定義するページグループ定義も含める必要があります。