日本語 AFP バナーページ用のコード化フォントを取得して使用する
RICOH ProcessDirector では、日本語の 2 バイト文字セット (DBCS) 文字を使用する AFP バナーページがサポートされています。日本語 DBCS-coded フォントは、RICOH ProcessDirector に付属の CD からインストールできます。
- 1 次コンピューターでこれらの CD からフォントをインストールします。
- AFPアウトラインフォント(LCD4-5683)
- これらのフォントは、LinuxおよびWindowsで使用できます。このセットには、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、および中国語 (繁体字) のフォントが含まれています。
- WorldType フォント (LCD4-5684)
- これらは、Microsoftユニコード形式のOpenTypeおよびTrueTypeのフォントです。
- RICOH ProcessDirectorが実行されている管理者アカウントを使用して1次サーバーにログインします。
- インストールしたフォントの資料を調べて、使用する日本語 DBCS-coded フォントまたはその他のフォントのインストール場所を探します。例えば、
XZAE26F
を探してください。 - 日本語文字の入ったバナーページの印刷元となる RICOH ProcessDirector 1 次コンピューター上のディレクトリー
C:\Program Files (x86)\Ricoh\PSF\reslib
に、DBCS-coded フォントをコピーします。 C:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages\
に移動します。banner_page_code_page_mapping.cfg
ファイルをテキストエディターで開きます。コピーしたコード化フォントを対応する Java コードページにマップします。日本語 DBCS-coded フォントの多くは、IBM930 または IBM939 コードページにマップされます。例えば、次のマッピングを追加してください。XZE26F=IBM939
- 構成ファイルを保存します。
- 日本語文字の入った AFP バナーページをサポートするように更新する制御ファイルを判別します。その制御ファイル内で、日本語 DBCS-coded フォントを使用する必要がある行を更新してください。また、前のフィールドで
1 バイトコード化フォントの項目も変更する必要があります。その 1 バイトコード化フォントでは、DBCS-coded フォントのコードページのサブセットである EBCDIC
コードページを使用する必要があります。例えば、次のように行を変更してください。
Field301 Class;JobTicketField;[Job.Class.NameAndValue];X0PCLR12;;4.50;3.34375;0
この行を次のように変更します。Field301 Class;JobTicketField;[Job.Class.NameAndValue];X0CR51;XZE26F;4.50;3.34375;0
- 構成ファイルを保存します。これで、日本語フォントの入ったバナーページを印刷できるようになりました。
注意: バナーページを印刷するプリンターが DBCS 文字をサポートしている必要があります。