PDFジョブのページ数について

両面と片面ページの混在を示すJDFジョブチケットが含まれたPDFジョブをCountPagesステップで処理した場合、片面シートの空白面は 合計ページ数プロパティーにカウントされません。一部のプリンターコントローラーでは、これらの 面ページ例外があるジョブチケットを処理できません。

これらのコントローラーでは、IdentifyPDFDocumentsまたは BuildPDFFromDocumentsステップのいずれかで、 面のページ例外プロパティーを使用して、空白ページをPDFファイルに挿入できます。どちらのステップテンプレートもPDF文書サポート機能に含まれています。

面のページ例外プロパティーには、次の値があります。

  • ジョブ値に置き換え

    全てのは、 両面ジョブプロパティーを使用して処理されます。JDF内の既存のすべての 面数ページ例外が削除されます。両面ジョブに片面ページが含まれている場合は、空白のPDFページが出力PDFに挿入されます。空白ページは 合計ページ数プロパティーでカウントされるので、印刷業者で当該ページに対するクリックチャージが発生する可能性があります。

  • JDFの値の保持

    JDF内の全ての面ページ例外は、ステップで生成されたJDFに含まれています。JDFのジョブレベルの面値も使用されます。空白面は、 合計ページ数プロパティーには含まれません。

AFPまたはPostScriptジョブが、Advanced Transform機能で提供されているTransformToPDFWithMediaInfoステップでPDFに変換された場合、AFPまたはPostScriptの任意の面の設定は、変換によってJDF出力の 面ページ例外として保持されます。これらのページ例外によって生成された空白面は、 合計ページ数プロパティーには含まれません。

ステップで作成されたJDFジョブチケットには、ジョブ内のページの面ページ例外が全て含まれます。処理速度を向上させるには、ワークフローで、 TransformToPDFWithMediaInfoステップの後に OptimizeJDFステップを追加します。