バッチ方式
ホットフォルダーおよびSFTP入力装置がジョブを実行依頼する方式は、入力装置のバッチ方式プロパティーによって決まります。
デフォルトでは、なし以外のバッチ方式を使用した場合、入力装置は親子構造を持ったグループとしてジョブを作成します。親ジョブにはデータは含まれず、他のジョブ同士の関係を維持するコンテナになります。それらは、子ジョブです。バッチ方式によってグループに含まれる各入力ファイルは、子ジョブになります。
なし、 JDF、 リスト以外の全てのバッチ方式の場合、RICOH ProcessDirector for Windowsは、ファイルの最終修正日時の順序で子ジョブを処理します。Windowsの [更新日]の値は、 [実行依頼時刻]ジョブプロパティーの値として表示されます。入力装置がファイルを受信したときには 更新日の値は変更されないため、2010年に作成され2011年に実行依頼されたファイルの 実行依頼時刻は2010と表示されます。
- 注意:
- 入力装置の.zip ファイルの作成プロパティーを はいに設定してある場合、その入力装置は親子構造のジョブのグループを作成しません。代わりに、入力装置はすべての入力ファイルを 1 つのグループに集めて、
ZIP
ファイルに格納します。このZIP
ファイルが、単一のジョブとして実行依頼されます。別のステップでZIP
ファイル形式のファイルを処理する場合を除いて、このワークフローには、ファイルを解凍するステップを組み込む必要があります。 - バッチ方式が JDFまたは パターン以外の場合は、入力装置の 全てのバッチ処理アクションで、入力装置にある全ての入力ファイルを実行依頼できます。 全てバッチ処理アクションは、 ポーリング間隔に到達するのを待たずにジョブを作成します。