Download for z/OS または AFP Download Plus を使用して送信されたジョブ

Download for z/OS または AFP Download Plus を使用してジョブを RICOH ProcessDirector に送信し、送信したジョブが「ジョブ」テーブルに表示されない場合、これらの設定を確認します。
  • 経路指定制御データセットで定義されたポート番号が、RICOH ProcessDirector で定義されたポート番号に一致することを確認します。
  • Linux では、MVSPRSD デーモンが実行されていることを確認します。
    Linuxコマンド行で、次のように入力します。
    ps -ef | grep mvsprsd
    grep コマンドのみが戻る場合は、デーモンは実行されていません。使用する Download 入力装置を切断して、再接続します。
  • Windows では、MVSPRSD デーモンが実行されていることを確認します。
    1. タスクマネージャーを開きます。
    2. プロセスタブをクリックして、「イメージ名」でリストをソートします。
    3. mvrsprsd.exe プロセスを検索し、いくつ実行されているかを確認します。接続されている各 Download 入力装置で 1 つ実行されている必要があります。それより少ない場合は、使用する Download 入力装置を切断して、再接続します。
  • ジョブに必要なリソースが、デフォルトのリソースディレクトリーまたはAFPリソースパスプロパティーで指定されているディレクトリーにあることを確認します。
    Windowsで入力装置のデータセットのマージプロパティーが はいに設定されている場合、リソースがリソースライブラリーにあるかどうかを確認します。リソースライブラリーは、宛先制御ファイルの、リソースコンテキストに対応するGLOBALセクションで指定されます。

      注意:
    • 必要な外部リソースがデフォルトのリソースライブラリーにない場合は、リソースをそこに移動します。

  • ファイルが入力装置に格納されたときに、ファイル内にインライン書式定義(FORMDEF)または他のリソースがない場合、実行依頼されたデータファイルは入力装置に残されます。ファイルは、入力装置の w ディレクトリにあります。例えば: C:\aiw\aiw1\System\dl\InputDevice\w (Windows) または /aiw/aiw1/System/dl/InputDevice/w (Linux)
      注意:
    • これらのファイルを削除し、不足しているリソースがリソースライブラリーに配置された後で、ジョブを再実行依頼してください。
  • これらの手順で問題が解決しない場合は、リコーのサポート担当者にお問い合わせください。Download入力装置のトレースを要求される場合があります。Download入力装置でトレースを有効にするには、次の手順を実行します。
    1. C:\aiw\aiw1\bin\(Windows)または/aiw/aiw1/bin/(Linux)ディレクトリーで、startMvsprsd.plスクリプトファイルを開きます。
    2. 行の先頭の#記号を削除して、この行のコメントを解除します。
      • #$extra_parm_string = $extra_parm_string eq '' ? "-t" : (join ' ', $extra_parm_string, "-t");
    3. startMvsprsd.plスクリプトファイルを保存します。
    4. Download入力装置を切断し、再接続します。
      Download入力装置のトレースが有効になります。
    5. Download for z/OS または AFP Download Plus を使用して RICOH ProcessDirector にジョブを送信し、ログファイルを作成します。ログファイルは、C:\aiw\aiw1\System\dl\InputDevice\w(Windows)または/aiw/aiw1/System/dl/InputDevice/w(Linux)ディレクトリーに保存されます。
    6. ログファイルを見つけて、リコーのサポート担当者に連絡してください。