ワークフロー

ワークフローは、システムを通してジョブが従う一連のステップを定義します。印刷処理は、必要な処理のタイプ、およびご使用のシステムの構成に応じて、1 つ以上のワークフローを含むことができます。

ジョブ は、RICOH ProcessDirector が受け入れて、処理のために実行依頼した入力ファイルです。

ワークフローには、線形または条件付きの処理が含まれます。線形の処理では、それぞれのステップが 1 つのステップからジョブを受け取り、1 つのステップに送ります。条件付き処理では、それぞれのステップが 1 つ以上のステップからジョブを受け取り、1 つ以上のステップに送ります。 RICOH ProcessDirector は条件付き処理規則を使用して、各ジョブの送信先とするステップを決定します。

ワークフローを作成するときは、ジョブが処理中に通過するステップを指定し、フェーズにステップを配置し、ステップ間の接続を作成します。また、ジョブを処理するときに使用されるジョブプロパティー(カスタマー名や期日など)の値を設定します。条件付きのワークフローでは、条件を指定して規則を作成し、ワークフローのさまざまな分岐でステップからステップへのコネクターにその規則を割り当てます。

接続されたステップの同じセットを数多くのワーフローで使用する場合、それらのステップを含むステップチェーンを作成して使用できます。

ステップチェーンを別のワークフローの処理フェーズにドラッグすると、追加したステップチェーンのステップが、ステップチェーンのドロップ先のフェーズにコピーされます。ステップチェーンはワークフローに1つのステップとして表示され、数字のアイコンはステップチェーンに含まれるステップ数を示します。現在のワークフローでステップに加えた変更は、ドロップされたステップチェーンには適用されません。ワークフローの外のステップチェーンに加えられた変更は、ワークフローに配置されたステップチェーンには適用されません。

基本製品のデフォルトの処理フェーズは以下のとおりです。

  • 受信
  • 準備
  • 印刷
  • 完了
機能によっては、アセンブルや挿入などのフェーズが追加されます。

    重要:
  • ワークフローエディターを使用して、以前のバージョンの RICOH ProcessDirector で作成したジョブタイプを編集すると、そのジョブタイプはワークフローになります。そうすると、 管理ページでワークフロー ジョブタイプをクリックしても開けなくなります。