リンク処理モード

リンク処理モードの CMR は、表示データ内の入力カラースペース (監査 CMR により定義されていることがあります) を、表示装置の出力カラースペース (指示 CMR により定義されていることがあります) にリンクするために使用されます。リンク(LK)とデバイスリンク(DL) CMRのみをリンク処理モードで使用できます。

AFPリソースインストーラー または類似するソフトウェア製品を使用してリソースライブラリーに監査または指示カラー変換 CMR をインストールまたはアンインストールすると必ず、AFPリソースインストーラー により監査および指示カラー変換 CMR の組み合わせごとにリンク (LK) CMR が自動的に作成されます。

印刷ジョブが特定の監査指示の組み合わせを要求すると、プリントサーバーはその組み合わせのリンク(LK)CMRをリソースライブラリーで確認します。該当するリンク CMR が見つかると、プリントサーバーは、その CMR を印刷ジョブとともにプリンターに送信します。ある特定の監査および指示 CMR の組み合わせを使用することを印刷ジョブが示している場合、プリンターは常にリンク (LK) CMR を使用することができます。

リソースをインストールするときに AFPリソースインストーラー または類似するプログラムを使用しなかった場合、プリンターは、印刷ジョブを処理するときにリンク (LK) CMR を作成するか、ジョブで使用されているカラーを 2 回 (まずオリジナルのカラースペースから PCS に、次に PCS からプリンターのカラースペースに) 変換する必要があります。

InfoPrint 5000 プリンターはリンク (LK) CMR を作成するため、行わなければならない変換は 1 回だけです。その後、他の印刷ジョブで使用できるよう CMR を保存します。ただし、例えばプリンターでストレージ不足やシャットダウンが発生した場合、通常の操作を行っている間にリンク(LK)CMRが除去されてしまうことがあります。