PitStop Connect

PitStop 接続を使用すると、Enfocus PitStop Server 10 以上を使用するプリフライト操作を、PDF 印刷ジョブのワークフローに統合できます。

この機能によって、用意されているステップテンプレートに RunPitStopOnJob ステップテンプレートが追加されます。正しく構成されている場合、ステップテンプレートはアクションリストまたは PDF プロファイルとともに PDF 印刷ジョブを PitStop Server に実行依頼します。 RICOH ProcessDirectorは、PitStop Serverがジョブを処理し、返すのを待ってから、ワークフローの次のステップに進みます。

PDF プロファイルのアクションリストには、PitStop Server がジョブを処理するときのアクションについて、指示が含まれています。例えば、PitStop Server は次の処理を実行できます。

  • カラー変換の実行
  • 使用するフォントの変更
  • 印刷ジョブからのオブジェクトの削除
  • 空白ページの検出
RICOH ProcessDirectorには、InfoPrint 5000に送信されるジョブで使用されるサンプルアクションリストが用意されています。このアクションリストは、InfoPrint 5000の印刷された出力を最適化して、無駄を最小限にします。用意されているアクションリストを使用することも、PitStop Professional で新しいアクションリストを作成し、新しいアクションリストを使用するワークフローを構成することもできます。

RICOH ProcessDirector UNIX ベースのオペレーティングシステムで動作するには、 RICOH ProcessDirector アプリケーションサーバーとして構成されている Windows Server 2016 または Windows Server 2019 を実行しているコンピューターに PitStop サーバー 10 以上がインストールされている必要があります。

Windows対応のRICOH ProcessDirectorを操作する場合は、1次サーバー上にPitStop Server 10以上がインストールされている必要があります。