メディアオブジェクトの許容値を設定する
メディアのサイズ、メディアの重量、およびリサイクルコンテンツの許容値を設定すると、RICOH ProcessDirector が同じメディアに対してさまざまなプリンターが報告する値の些細な違いを考慮に入れられるようになります。
プリンターの給紙トレイに新しいメディアが入れられると、RICOH ProcessDirector はそのメディアの値を既存のメディアオブジェクトと比較します。メディアの高さ、幅、重量、およびリサイクルコンテンツのプロパティー値が指定した許容値の範囲内であれば、正確な一致であると認識されます。値が既存のオブジェクトと一致しない場合、RICOH ProcessDirector はその値で新しいメディアオブジェクトを追加します。使用しているRicoh PDFプリンターがメディア情報をJMF形式で返す場合、メディアオブジェクトの比較時に、許容値は考慮されません。
- 異なるメディアオブジェクトを RICOH ProcessDirector が同じメディアオブジェクトと認識するようにするための、サイズ、重量、およびリサイクルコンテンツの値を決定します。例えば、1 つのプリンターがレターサイズの普通紙の重量を 81 gsm と報告します。別のプリンターは 80 gsm と報告します。第 3 のプリンターは 83 gsm と報告します。そのメディアオブジェクトのメディアの重量プロパティーが 81 gsm の場合、 重さ許容値プロパティーを少なくとも 2 gsm に設定します。 それによって、RICOH ProcessDirector は 3 台すべてのプリンターで同じ普通紙レターメディアを指定できます。
- 管理タブをクリックします。
- 左のペインで をクリックします。
- サイズ許容値、 重さ許容値、および リサイクルコンテンツ許容値に値を入力します。
- 保存をクリックします。