外部プログラムを設定する

外部ステップ用の構成タスクを開始する前に、外部ステップが呼び出す外部プログラムをセットアップする必要があります。
外部プログラムは、基本製品がインストールされているコンピューターで実行する必要があります。この手順を始める前に、外部プログラムをインストールしてください。

基本製品と他アプリケーションをインストールするときは、次の点に留意してください。

  • マッピングされたネットワークドライブに他のアプリケーションが存在する場合、RICOH ProcessDirectorが始動したら必ずmountDrives.batファイルを編集してネットワークドライブをマッピングします。
  • RICOH ProcessDirectorが他のアプリケーションを実行できることを確認してください。 次のいずれかの方法を使用します。
    • 作成するコマンドに、アプリケーションへの絶対パスを含めます。
    • 1 次コンピューターの PATH 環境変数にアプリケーションを追加します。

外部プログラムをセットアップするには、次の手順に従います。

  1. 外部プログラムがスタンドアロンプログラムとして正常に実行されることを、プログラムの資料を参照しながら検証します。
  2. RunExternalProgram を使用する予定の場合は、次の手順に従います。
    1. アプリケーションが実行されるコンピューターにログオンします。
    2. プログラムをコマンドラインから呼び出して入力ファイルを渡すためのコマンドを作成します。
      ステップテンプレートを構成するときにモデルとして使用できるように、正常に動作するコマンドを記録してください。
    3. ステップで使用する制御ファイルテンプレートを作成します。

      外部プログラムに必要なプロパティー値を、印刷ファイルに付随するパラメーターファイルから読み取らせる場合は、このファイルを RunExternalProgram ステップで作成できます。このステップでのファイル生成には、制御ファイルテンプレートが使用されます。制御ファイルテンプレートを作成するには、次の手順に従います。

      1. アプリケーションで使用可能なパラメーターファイルのコピーを作成します。
      2. ファイル内のすべてのプロパティー値を、プロパティーの RICOH ProcessDirector シンボル表記で置き換えます。プロパティー値がジョブ内のファイルの名前の場合は、ファイル名を決定するための適切なRICOH ProcessDirectorメソッド呼び出しで置き換えてください。

        このステップが実際に処理されるときに、テンプレートのすべての参照が解決され、現在のジョブの値が代入されてパラメーターファイルが作成されます。

      3. 制御ファイルテンプレートを C:\aiw\aiw1\ 共有ファイルシステム (RICOH ProcessDirector) 内のディレクトリーにコピーします。

        外部プログラム用のサンプル制御ファイルテンプレートは、C:\aiw\aiw1\samples\external_programs\ にインストールされています。これらのファイルを C:\aiw\aiw1\control_files\external_programs\ ディレクトリーにコピーしてカスタマイズしたり、独自の制御ファイルを C:\aiw\aiw1\control_files\external_programs\ ディレクトリーに追加したりできます。制御ファイルテンプレートのディレクトリー位置を書き留めておきます。

  3. RunHotFolderApplication を使用する予定の場合は、次の手順に従います。
    1. 1 次コンピューターにログオンします。
    2. サンプルの印刷ファイルを、アプリケーションの入力フォルダーにコピーまたは転送します。
    3. 他アプリケーションによってこのファイルの処理が開始されたことを確認します。
    4. 作成されるファイルの出力フォルダーを監視します。出力ファイルが作成されたら、別のディレクトリーにコピーするか転送してから、ファイルが正しいことを検証します。
    5. 他アプリケーションのログファイルが保管されているディレクトリーにナビゲートし、ログファイルを開いて表示できることを確認します。