監査処理モード

監査処理モードの CMR は、すでにリソースに適用されている処理を参照します。ほとんどの場合、監査CMRは入力データを記述し、ICC入力プロファイルに類似しています。

監査処理モードはカラー変換CMRで主に使用されます。監査処理モードでは、これらの CMR は、データをプロファイル接続スペース (PCS) に変換するときに適用される ICC プロファイルを指示します。

例えば、デジタルカメラで撮影した写真を AFP 印刷ジョブに組み込むため、AFPリソースインストーラー を使用して以下のように行うことができます。

  1. ご使用のカメラの ICC プロファイルを使用して、カラー変換 CMR を作成します。
  2. 撮影した写真をリソースライブラリーにインストールします。
  3. カラー変換 CMR をデータオブジェクトに関連付け、監査処理モードを指定します。

ここで、データオブジェクトが組み込まれている印刷ジョブを作成します。この印刷ジョブを処理するとき、システムはカラー変換 CMR を使用して、イメージ上のカラーを PCS に変換します。その後、印刷に使用しているプリンターのカラースペースに、それらのカラーを変換できます。