PDFProduction

このワークフローは、条件付きの処理の例として PDF 入力ファイルに使用します。他のワークフローでも、ジョブを処理するためのさらに多くのサンプルステップを提供します。

このワークフローは、条件付きの処理を使用して、20 ページ未満の小さいジョブを大きいジョブと区別して処理します。ワークフローの各ステップで、値のセットを使用してジョブプロパティーの値を設定します。

ワークフローは、ページのカウントステップから、ジョブの合計ページ数に基づいて AssignJobValues ステップまたは AssignJobValues2 ステップにそのジョブを送信します。 ページのカウントから AssignJobValuesへのコネクターにある規則名は< 20pgで、次の条件に従います。Job.TotalPages < ‘20’ AssignJobValues2 へのコネクターにある規則名は else で、条件はありません。 AssignJobValuesCustom 1ジョブプロパティーに Small job と設定します。 AssignJobValues2Custom 1ジョブプロパティーに Large job と設定します。このワークフローを使用するときは、条件付きの処理規則を自分のワークフローにあわせて調整します。

SetJobPropsFromTextFile ステップと PrintJobs ステップで、プリンターにジョブをスケジュールするプロパティーの値に、使用する値を設定したことを確認してください。ジョブをスケジュールするプロパティーが、プリンターの対応する値と一致しない限り、印刷されません。例:

  • SetJobPropsFromTextFileステップで、 カスタマー名プロパティーの値を RicohSample から使用する値に変更します。
  • PrintJobsステップで、 要求されたプリンタープロパティーの値を使用する値に変更します。条件付きの処理規則があるコネクターを使用して、どのプリンターがジョブを取得するかを設定する場合は、 AssignJobValues ステップと AssignJobValues2 ステップで 要求されたプリンタープロパティー値を設定します。 AssignJobValues ステップテンプレートに基づくステップで設定される値は、 PrintJobs ステップの値を指定変更します。
      注意:
    • 同じワークフローに 2 つの PrintJobs ステップがある場合、一方のステップで設定したすべてのプロパティー値が他のステップでも共用されます。

このワークフローを LPD プロトコルとともに使用する場合は、SetJobPropsFromTextFile ステップの ジョブ名プロパティーから ${Job.InputFile} を削除します。

サンプルの外部制御ファイルテンプレートを使用して RunExternalProgram ステップはサンプルの外部コマンドを実行し、10 個のジョブプロパティーの値を持つ CSV ファイルを生成します。このワークフローを使用するときは、使用する外部コマンドを実行するために、 RunExternalProgram ステップを削除するか修正します。

フェーズおよびステップ

この図は、サンプルワークフローの各フェーズにおけるステップを示しています。