AFP Enhancer
バーコードとテキストは、さまざまな目的で使用されます。例えば、郵便物の仕分けや追跡、文書へのページ番号の追加、などです。また、文書内の領域を非表示にすると、AFP ビューアーの使用者はその領域内のデータを表示できず、そのデータは印刷もされません。実動 AFP ファイルの代わりをするサンプル AFP ファイルに、これらの拡張機能を作成します。
AFP Enhancer は、次のタイプのバーコードを作成します。
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コード 39
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データマトリックス
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インターリーブド 2-of-5
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Intelligent Mail (IMB)
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POSTNET
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Quick Response (QR) コード
AFP Enhancer では、既存のバーコードを非表示にして、その場所に新しいバーコードを表示できます。
バーコードまたはテキストを定義するには、Content Expression Language (CEL) を使用します。CEL 表現のコンポーネントには、索引値、文書プロパティー、ジョブプロパティー、キーワード、および静的テキストが含まれます。CEL のサンプルが、いくつか提供されています。
AFP Enhancer では、それぞれの文書の特定のページにのみバーコード、テキスト、および非表示領域を配置するように制限できます。例えば、AFP Enhancer では、それぞれの文書の最初のページにバーコードを、またはすべての偶数ページにテキストを配置するようにできます。また、AFP Enhancer では、条件付き処理に基づいて配置を制限することができます。例えば、 State文書プロパティーの値が California または New York であるときに、文書の最初のページにテキストを配置するような CEL 表現を作成できます。
とともに使用される制御ファイルAFP Enhancer
Visual Workbench制御ファイル の作業を AFP Enhancerに保存できます。
ワークフローでバーコード、テキスト、および非表示領域を使用できる状態になったら、EnhanceAFP 制御ファイルのエクスポート機能を使用して、RICOH ProcessDirector がアクセスする 1 次コンピューターのディレクトリーに EnhanceAFP 制御ファイルを保存します。
とともに使用されるステップテンプレートAFP Enhancer
これらのステップテンプレートは、EnhanceAFP 制御ファイルを使用して AFP ファイルのコンテンツを変更します。
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BuildAFPFromDocuments
このステップテンプレートを基にしたステップは、ジョブの AFP ファイルを作成します。EnhanceAFP 制御ファイル内にバーコード、テキスト、および非表示領域を定義した場合、このステップはそれらにも適用されます。このステップで生成された AFP ファイルは、ワークフローの後続ステップ用の AFP ファイルになります。
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CreateAFPJobsFromDocuments
このステップテンプレートに基づくステップは、1 つ以上の子 AFP ジョブを生成します。EnhanceAFP 制御ファイル内にバーコード、テキスト、および非表示領域を定義した場合、このステップはそれらにも適用されます。
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BuildEnhanceAFPFile(高度な文書プールのみに適用される)
[ドキュメントプール]拡張機能を利用する場合、このステップテンプレートに基づくステップは、一部の文書には他の文書とは異なる拡張機能が適用されるような拡張機能を管理する制御ファイルを作成します。