ユーザーおよびグループ
すべての RICOH ProcessDirector ユーザーは固有の RICOH ProcessDirector ユーザー名とパスワードを必要とし、少なくとも 1 つの RICOH ProcessDirector グループに属している必要があります。
ユーザーがどのタスクとアクションをアクセスし、実行できるかは、グループによって制御されます。RICOH ProcessDirectorで事前定義されているグループは次のとおりです。
- 管理者
- 管理者は、すべての機能およびインターフェースにアクセスできます。管理者は、入力装置やプリンターなど、すべての RICOH ProcessDirector オブジェクトを作成および構成できます。また、すべてのジョブについて、RICOH ProcessDirector が実行する処理を制御するワークフローを作成および変更できます。
- スーパーバイザー
- スーパーバイザーは RICOH ProcessDirector ユーザーインターフェースの[管理]ページにアクセスすることはできますが、RICOH ProcessDirector オブジェクトを作成することはできず、表示可能なオブジェクトのプロパティーでも編集はできないものがあります。プリンターを使用不可および使用可能にすることができ、プリンタープロパティーを変更できます。また、ジョブプロパティーはすべて変更できます。
- 演算子
- オペレーターは、ユーザーインターフェースの[管理]ページにはアクセスできません。一部のジョブプロパティー (要求されたプリンターなど) を変更でき、プリンターに対してアクション (スケジューリングプロパティーを使用可能にする、使用不可にする、変更するなど) を行うことができます。また、ほとんどの使用可能なジョブおよび入力装置に対するアクションを行うことができます。
- モニター
- モニターが実行できるのは、RICOH ProcessDirector システムを表示することだけです。ジョブプロパティーおよび入力ファイルを表示し、プリンターの候補ジョブを調べ、自身のパスワードを変更できますが、その他のアクションを 実行することはできません。ジョブの内容を表示したり、[管理]ページにアクセスしたりすることはできません。
複数のユーザーグループのメンバーになることができます。複数のユーザーグループのメンバーである場合、自分が属するグループの最高レベルの権限が付与されます。例えば、スーパーバイザーとオペレーター両方のユーザーグループのメンバーである場合、スーパーバイザーユーザーグループのすべてのアクセス権限を保持します。つまり、オペレーターグループの一般メンバーでは操作できないアクションを行うことができます。
独自のグループを作成することもできます。