適格/不適格郵便物のサンプルワークフローを実行する

適格/不適格郵便物のサンプルワークフローには、GroupDocsForPostalProcessPrintForPostalProcess、および ProcessQualifiedDocuments があります。サンプル印刷ジョブを GroupDocsForPostalProcess ワークフローに実行依頼し、郵便ソフトウェアから得られる結果をシミュレートすることで、 適格不適格その他の 3 つの郵便カテゴリに対応する 3 つの子ジョブが作成されることを確認できます。

GroupDocsForPostalProcess ワークフローは、郵便ソフトウェア用の文書データを収集し、郵便ソフトウェアからの出力に基づいて文書データを更新し、郵便ソフトウェアによって識別された郵便物のタイプのごとに子ジョブを生成します。サンプルでは、TEC Mailing の MailPreparer ソフトウェアによって生成された結果ファイルを使用し、郵便料金を最も節約するために実行可能な追加郵便処理に基づいて、文書を他の 2 つのワークフローに送信します。

子ジョブが追加郵便処理に適格でない場合、PrintForPostalProcess ワークフローに送信されます。ここでは、元のジョブの PostNet バーコードが削除され、郵便物の追跡用に 2D バーコードが追加されます。 その他に分類された文書はシート数で分類され、 不適格に分類された文書は Zip コード順に分類されますが、郵便ソフトウェアは使用されません。

GroupDocsForPostalProcess の子ジョブが追加処理に適格の場合、そのジョブは ProcessQualifiedDocuments ワークフローに送信されます。 ProcessQualifiedDocuments ワークフローでは、ジョブは再び郵便ソフトウェアによって処理され、郵便規則に基づいて文書が分類されます。これらの 適格文書には、Intelligent Mail バーコードおよび 2D Datamatrix バーコードも追加されます。

このワークフローでは次のサンプルオブジェクトが使用されます。
  • ホットフォルダー入力装置: PostalFolder
  • ワークフロー: GroupDocsForPostalProcess
  • ワークフロー: PrintForPostalProcess
  • ワークフロー: ProcessQualifiedDocuments

    これらのワークフローで使用するために用意されているサンプルファイルは次の表にまとめられています。

ファイル名 ファイルの場所 指定プロパティー 使用ワークフロー 使用ステップ 説明

PostalPDFBuildQualify.ctl

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) PDF 制御ファイル 1 の作成

PrintForPostalProcess

BuildPDFFromDocuments

ジョブ番号と文書番号を識別する Datamatrix バーコードで PostNet バーコードを置換し、Intelligent Mail バーコードを追加した PDF ファイルを構築します。

PostalPDFBuildOther.ctl

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) PDF 制御ファイル 1 の作成

PrintForPostalProcess

BuildPDFFromDocumentsOther

ジョブ番号と文書番号を識別する Datamatrix バーコードで PostNet バーコードを置換した PDF ファイルを構築します。

PostalPDFBuildNonQualify.ctl

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) PDF 制御ファイル 1 の作成

PrintForPostalProcess

BuildPDFFromDocumentsNonQualified

ジョブ番号と文書番号を識別する Datamatrix バーコードで PostNet バーコードを置換した PDF ファイルを構築します。

PostalPDF.ctl

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) PDF 識別制御ファイル

GroupDocsForPostalProcess

IdentifyPDFDocuments

サンプル PDF 印刷ファイル内のページグループを識別し、文書プロパティーに抽出するデータを定義します。

postal_doc_qualified.csv

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) プロパティー条件ファイル

ProcessQualifiedDocuments

SetDocPropsFromConditions

ジョブ内の文書のワークフローを PrintForPostalProcess に設定します。郵便分類ソフトウェアから返された事前分類シーケンスに従って文書のシーケンス番号を設定します。

postal_doc_print_afp.csv

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) プロパティー条件ファイル

PrintForPostalProcess

SetDocPropsFromConditionsAFP

処理カテゴリを反映する子ジョブ名を設定します。各処理カテゴリの子ジョブの 拡張 AFP 制御ファイル名を設定します。

postal_doc_print.csv

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) プロパティー条件ファイル

PrintForPostalProcess

SetDocPropsFromConditions

処理カテゴリを反映する子ジョブ名を設定します。

postal_doc.csv

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) プロパティー条件ファイル

GroupDocsForPostalProcess

SetDocPropsFromConditions

各文書のMailPreparer戻りコードを処理カテゴリ値( 不適格適格その他)にマッピングします。 GroupDocuments ステップを基にして作成された子ジョブのワークフロー名を設定します。

Postal.pdf

/aiw/aiw1/testfiles (Linux) または C:\aiw\aiw1\testfiles (Windows) ジョブ名    

サンプル PDF 印刷ファイル。

Postal.afp

/aiw/aiw1/testfiles (Linux) または C:\aiw\aiw1\testfiles (Windows) ジョブ名    

サンプル AFP 印刷ファイル。

jobid.qualified_doc.csv

/aiw/aiw1/testfiles (Linux) または C:\aiw\aiw1\testfiles (Windows) 検索パターン

ProcessQualifiedDocuments

RunHotFolderAppplication

MailPreparer が郵便分類に適格であると判定した文書用に作成された子ジョブの処理に基づく MailPreparer からのサンプル外部結果ファイル。これを使用してサンプルジョブを RunHotFolderApplication ステップに通し、郵便ソフトウェアからの応答をシミュレートできます。

jobid.group_doc.csv

/aiw/aiw1/testfiles (Linux) または C:\aiw\aiw1\testfiles (Windows) 検索パターン GroupDocsForPostalProcess RunHotFolderAppplication サンプル印刷ファイルの処理に基づく MailPreparer からのサンプル外部結果ファイル。これを使用してサンプルジョブを RunHotFolderApplication ステップに通し、郵便ソフトウェアからの応答をシミュレートできます。

PostalAFPBuildQualify.cfg

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) 拡張 AFP 制御

PrintForPostalProcess

BuildAFPFromDocuments

ジョブ番号文書番号を識別する Datamatrix バーコードで PostNet バーコードを置換し、Intelligent Mail バーコードを追加した AFP ファイルを構築します。

PostalAFPBuildOther.cfg

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) 拡張 AFP 制御

PrintForPostalProcess

BuildAFPFromDocumentsOther

ジョブ番号文書番号を識別する Datamatrix バーコードで PostNet バーコードを置換した AFP ファイルを構築します。

PostalAFPBuildNonQualify.cfg

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) 拡張 AFP 制御

PrintForPostalProcess

BuildAFPFromDocumentsNonQualify

ジョブ番号文書番号を識別する Datamatrix バーコードで PostNet バーコードを置換した AFP ファイルを構築します。

PostalAFP.ctl

/aiw/aiw1/control_files/postal (Linux) または C:\aiw\aiw1\control_files\postal (Windows) Visual Workbench 制御ファイル

GroupDocsForPostalProcess

IdentifyDocuments

サンプル AFP 印刷ファイル内のページグループを識別し、AFP ファイルの索引タグを対応する文書プロパティーにリンクします。

サンプルワークフローを実行するには、次のようにします。

  1. RICOH ProcessDirector にログインします。
  2. メインタブをクリックします。
  3. プリンターポートレットで、サンプルプリンターを選択し、 アクション→使用可能をクリックします。
  4. 入力装置ポートレットで、PostalFolder ホットフォルダー入力装置を選択し、 アクション→使用可能にして接続をクリックします。
    初めてこの手順を実行したときには、RICOH ProcessDirector によってすぐに Postal.pdf ジョブが GroupDocsForPostalProcess ワークフローに実行依頼されます。

    GroupDocsForPostalProcess ワークフローを通してジョブの処理が開始されます。ジョブが RunHotFolderApplication ステップに達すると、郵便ソフトウェアから結果が返ってくるまで待ちます。ジョブの状態は 待ちに変わります。

  5. 郵便ソフトウェアから返される結果をシミュレートするには、/aiw/aiw1/testfiles (Linux) または C:\aiw\aiw1\testfiles (Windows) に移動し、jobid.group_doc.csv/aiw/aiw1/postal/receive (Linux) または C:\aiw\aiw1\postal\receive (Windows) にコピーします。
  6. /aiw/aiw1/postal/receive (Linux) または C:\aiw\aiw1\postal\receive (Windows) に移動し、jobid.group_doc.csv の名前を変更します。jobid を実行依頼したサンプルジョブの ジョブ番号で置き換えます。例えば、サンプルジョブの ジョブ番号が 10000067 の場合、ファイルの名前を 10000067.group_doc.csv に変更します。
  7. ジョブは SetDocPropsFromConditions ステップに移動し、ここでステッププロパティー条件ファイルによって各文書の 処理カテゴリ ( 適格不適格その他) が設定されます。 処理カテゴリプロパティーの値によって文書の次のワークフローが決まります。 CreateJobsFromDocuments ステップは、これらの文書プロパティーに基づいて子ジョブを生成します。
    • 処理カテゴリ不適格の文書は、 PrintForPostalProcess ワークフローに送信される子ジョブにグループ化されます。このワークフローでは、PostNet バーコードが、ワークフロー内の他のステップにおける文書の進捗を追跡できる 2D バーコードで置き換えられます。さらに、文書は Zip コードの昇順で分類されます。
    • 処理カテゴリその他の文書は、 PrintForPostalProcess ワークフローに送信される子ジョブにグループ化されます。このワークフローでは、各文書の PostNet バーコードが、ワークフロー内の他のステップにおける文書の進捗を追跡できる 2D バーコードで置き換えられます。さらに、文書はシート数の昇順で分類されます。
    • 処理カテゴリ適格の文書は、 ProcessQualifiedDocuments ワークフローに送信される子ジョブにグループ化されます。このワークフローは子ジョブを再び郵便ソフトウェアに送信し、文書を分類します。ジョブが RunHotFolderApplication ステップに達すると、郵便ソフトウェアから結果が返ってくるまで待ちます。ジョブの状態は 待ちに変わります。
  8. ProcessQualifiedDocuments ワークフローの郵便ソフトウェアから返される結果をシミュレートするには、/aiw/aiw1/testfiles (Linux) または C:\aiw\aiw1\testfiles (Windows) に移動し、jobid.qualified_doc.csv/aiw/aiw1/postal/receive (Linux) または C:\aiw\aiw1\postal\receive (Windows) にコピーします。
  9. /aiw/aiw1/postal/receive (Linux) または C:\aiw\aiw1\postal\receive (Windows) に移動し、jobid.qualified_doc.csv ファイルの名前を変更します。jobid を子ジョブの ジョブ番号で置き換えます。例えば、子ジョブの ジョブ番号が 10000067.3 の場合、ファイルの名前を 10000067.3.qualified_doc.csv に変更します。
  10. 適格子ジョブは処理を再開します。ワークフローでは各郵便コンテナが 50 の文書を保持できるように指定されているため、ジョブは、ジョブあたり最大 50 文書の複数の子ジョブ (孫ジョブ) に分割されます。これらの子ジョブは、 PrintForPostalProcess ワークフローに送信されます。このワークフローでは、Intelligent Mail バーコードが文書に追加されます。
  11. 元のジョブに由来する各子ジョブが完了すると、3 日間保持された後に削除されます。親ジョブは子 (および孫) が完了するまでシステムから削除されることはありません。
      注意:
    • サンプルワークフローでは、データを一切印刷しないサンプルプリンターを使用します。ただし、ワークフロー内を移動するジョブファイルを表示できるため、バーコードの更新を観察できます。例えば、RunHotFolderApplication ステップで待機しているジョブを表示して、PostNet バーコードを確認し、次に RetainCompletedJob ステップで表示して、Datamatrix バーコードを確認できます。

      サンプルをもう一度実行する場合は、サンプルファイルをホットフォルダーにコピーする必要があります。サンプルファイル、Postal.pdfは、/aiw/aiw1/testfiles(Linux)またはC:\aiw\aiw1\testfiles (Windows)にあります。

      サンプルAFPファイルを実行する場合は、サンプルファイルをホットフォルダーにコピーする必要があります。サンプルファイル、Postal.afpは、/aiw/aiw1/testfiles(Linux)またはC:\aiw\aiw1\testfiles (Windows)にあります。