2次サーバー

2次サーバーで処理を分散させることで、RICOH ProcessDirectorシステムをより効率的に稼働させることができます。

2次サーバーを使用することで、処理が集中するステップの一部をさまざまなワークフローで実行でき、1次サーバーが過負荷になるのを防ぐことができます。1 次サーバーは 2 次サーバーと連動し、システム全体のすべてのジョブの移動を調整します。2次サーバーには、システム情報を保管するための独自の組み込みデータベースはありません。すべてのサーバーは、1次コンピューターにインストールされたデータベースを使用します。

RICOH ProcessDirectorは、1次コンピューターに直接インストールされ、最小限の設定で済むローカル2次サーバーをサポートしています。

2次サーバーは、入力装置、ステップ、プリンターなど、すべてのタイプのRICOH ProcessDirectorオブジェクトを管理できます。また、外部ステップによってRICOH ProcessDirectorがアクセスする外部プログラムを実行することもできます。外部プログラムは、追加の処理や特殊なタイプの処理を行うことができます。

多くのプリンターが設置され、大量のジョブが処理されるインストール環境では、2次サーバーをシステムに追加することで、ジョブのスループットを向上させることができます。スループットが向上するのは、各サーバーが監視および制御するプリンターやジョブの数が少なくなるためです。