TransformToPDFWithMediaInfo

このステップテンプレートを基にしたステップは、Advanced Transform機能を呼び出して、AFPまたはPostScript入力をPDF出力に変換します。このステップでは、ジョブのPDFファイルとともに、ページ例外を含む、メディア情報を持つJDFジョブチケットも作成されます。
基本的なジョブプロパティーのデフォルト
  • 両面: 設定なし
  • 変換するページ範囲:
  • ICC プロファイルのパス:
  • カスタムプロファイルのパス:${AIWDATA}/cpt/profiles
  • PDF ページのスケーリング係数:
  • 変換入力ストリーム: 現在のストリームを使用
  • 変換ページの長さ:
  • 変換ページ幅:
  • 変換解像度 (dpi)
高度なジョブプロパティーのデフォルト
  • 外部コマンド:perl ${AIWDATA}/bin/callxform.pl -C ${getControlFileName()} -i ${getCurrentFile(${Job.Transform.InputStream})} -o ${getAbsoluteFileName( print, pdf, write)} -msg.remove AFP2014
  • 外部制御ファイルテンプレート:/aiw/aiw1/control_files/external_programs/xform.cfg
  • 外部プログラムコードページ: 設定なし
  • 外部プログラム言語: 設定なし
  • フォント欠落許容しない
  • PDF TOC の生成: 設定なし
  • 出力にフォントを含める: 設定なし
  • メディア情報コマンド:perl ${AIWDATA}/bin/callxform.pl -C ${getControlFileName()} -i ${getCurrentFile(${Job.Transform.InputStream})} -type xif -loglevel I -logdate -logtime -logdir ${Job.SpoolFileStem}tmp -logfile ${Job.ID}.xif.log -verbose -relaxed -msg.add PSI3002 -remove abcefhilnoprst01234
  • メディアマッピングファイルのパス:
  • システムフォントのパス:
  • TrueType フォントのパス:
  • レンダリングの出力形式:テキスト
  • 有効な戻りコード: 0

使用上の注意

  • このステップには、Advanced Transform機能用に次の入力変換が1つまたは複数必要です。
    • InputAFP
    • InputPS

    このステップにはOutputPDF出力変換も必要です。

  • AFPデータストリームからメディア情報を取得している場合は、メディア情報コマンドプロパティーの値を編集する必要があります。入力引数-iと型引数-typeの間に-enablefdpの引数を追加します。編集したコマンドの例を次に示します。

    perl ${AIWDATA}/bin/callxform.pl -C ${getControlFileName()} -i ${getCurrentFile(${Job.Transform.InputStream})} -enablefdp -type xif -loglevel I -logdate -logtime -logdir ${Job.SpoolFileStem}tmp -logfile ${Job.ID}.xif.log -verbose -relaxed -msg.add PSI3002 -remove abcefhilnoprst01234

    PostScriptデータストリームからメディア情報を取得している場合は、編集を行わなくてもコマンドは機能します。

  • 入力PostScriptまたはAFPジョブが、単純なページと両面印刷ページの組み合わせを指定した場合、ステップによって生成されたJDFジョブチケットには、ジョブ内のすべてのページの面ページ例外が含まれています。処理を高速化するには、ワークフローでTransformToPDFWithMediaInfoステップの後に OptimizeJDFステップを追加します。
  • Job.ID.overrides.jdfという名前のJDFファイル(例:10000001.overrides.jdf)がステップによってスプールディレクトリーに作成されます。
  • ステップは、JDFジョブチケットを生成するときに、AFPまたはPostScript入力内のメディア名(TRAY1など)を使用します。このJDFジョブチケット内のメディア名は、RICOH ProcessDirector メディアオブジェクトの名前と一致している必要があります。メディア名は、次のいずれかの方法で一致させることができます。
    • AFPまたはPostScript入力内のメディア名を変更する。
    • AFPまたはPostScript入力内のメディア名と同じ名前を持つ RICOH ProcessDirector メディアオブジェクトを作成する。
    • AFPまたはPostScript入力内のメディア名を RICOH ProcessDirector メディアオブジェクトの名前にマッピングするメディアマッピングファイルを作成する。

      次の例では、4つのAFPまたはPostScriptメディア名(A4、レター、TRAY1およびTRAY2)を4つのRICOH ProcessDirectorメディア名にマッピングしています。

      # AFPorPSmedia=RPDmedia
      A4=A4 Plain
      Letter=Letter Color
      TRAY1=Letter Preprinted
      TRAY2=A3 Plain

      AFPまたはPostScript入力内のメディア名のRICOH ProcessDirectorメディア名へのマッピングについては、インフォメーションセンターを参照してください。

  • JDFジョブチケット内に、RICOH ProcessDirectorのメディアオブジェクトとして定義されていないメディア名があれば、ジョブはエラー状態になります。 待ち状況の理由の値は 一致するメディアなしです。
  • このステップを実行すると、ジョブのページ例外を表示することによって結果を確認できます。

  • TransformToPDFWithMediaInfoステップテンプレートに基づくステップには、定位置プロパティーがあります。ワークフローには定位置プロパティーを持つステップを複数回配置できます。対応するジョブプロパティーは、使用されるステップごとに異なる値を持つことができます。ジョブプロパティーノートブックでは、フェーズとステップの名前がセクション名として表示され、そのステップのプロパティーがセクション内に表示されます。