HTTPS接続のサポート
TLSはインターネット上のデータ保護に広く使われています。TLSプロトコルは、デジタル証明書を使用して、ウェブサーバーとそれを操作するクライアントシステムとの間の安全な接続を確立します。安全な接続が確立されたら、システム間で送受信されるデータはセキュリティーキーを使って暗号化されます。データを復号できるのは、指定された情報受信者だけです。
また、RICOH ProcessDirector のような印刷システム内など、小規模なデータ保護にTLSを使用することもできます。TLS を有効にすると、プライマリサーバーとユーザーインターフェース間で交換される印刷データだけでなく、RICOH ProcessDirector がサポートする Web サービスを使用して他のアプリケーションと交換されるデータに対しても、より高いレベルのセキュリティを提供できます。
コンピュータでTLSを使用するには、デジタル証明書を取得し、そのコンピュータにインストールする必要があります。証明書は、認証局 (CA) から取得するようにしてください。CA は信頼のおける第三者機関とされているためです。自己署名証明書はテストに使用するのはかまいませんが、実動システムで使用することはお勧めしません。本番システムでは、証明書は、SHA-256 および 2048 ビット(またはそれ以上)の RSA 鍵など、強力な暗号化アルゴリズムを使用する必要があります。
証明書が発行されたら、CAがEメールで証明書を送信してきます。証明書は、証明書の登録先となるコンピューター上の鍵ストアに保管します。
- 注意:
- RICOH ProcessDirectorがサポートしているのは JKS (Java Key Stores) ファイルのみです。キーストアを作成するには、TLSの有効化に関するJavaのドキュメントを参照してください。
- プライベートキーのパスワードとキーストアのパスワードは同一にしてください。同じでない場合、java.oi.IOExceptionエラーが発生します。
ウェブサーバーがTLSを使用するように設定されると、通信にTLSが自動的に使用されます。RICOH ProcessDirector ユーザーインターフェースの URL は https:// 接頭部を使用するように変更されます。引き続き http:// アドレスを使用してユーザーインターフェースにアクセスできますが、すべての要求を安全なアドレスに転送するように Web サーバーを構成できます。