CharacterSets.properties ファイル

CharacterSets.properties ファイルは、AFP 文字セットを対応するフォント属性にマッピングしたり、AFP FGID(フォントグローバル)を対応する Java フォント名/スタイルにマッピングしたりします。このファイルにカスタム AFP 文字セットを追加できます。

編集できるサンプルファイルは、/aiw/aiw1/lib/AVE/resources/CharacterSets.properties (Linux) または C:\aiw\aiw1\lib\AVE\resources\CharacterSets.properties (Windows) です。

目的

CharacterSets.properties ファイルを使用すると、カスタム AFP フォント文字に使用するフォント属性、またはJavaフォントに使用する FGID を指定できます。

書式

このファイル内の各行の形式は、次のいずれかです。

  • characterset=fgid,height,width,strikeover,underline
    例:
    C?H200A0=2304,110,73,0,0
  • fgid=name,style
    例:
    2304=Lucinda Sans Regular,PLAIN
characterset
AFP 文字セットの 8 文字の ID。標準の AFP 文字セット名の 2 文字目は、文字回転を示します。文字セット名の 2 文字目には、疑問符 (?) をワイルドカード文字として使用できます。? は、その ID がすべての回転に適用されることを示しています。
注意: AFP文字セットがJavaフォントにマップされていない場合に使用するJavaフォントを変更するには、DEFAULTをAFP文字セットの ID に指定します。ファイル内の複数の項目に対して DEFAULT が指定された場合は、最後の項目が使用されます。
fgid
3840 ~ 4095 または 65260 ~ 65534 の範囲の、AFP フォントグローバル ID の固有の値で、タイプファミリー、字体、場合によっては文字セットのポイントサイズを識別します。
height
文字の垂直方向のサイズ。1 ポイントの 10 倍で表されます。例えば、9 ポイントフォントの高さは 90 です。有効な値は 1 ~ 990 の整数です。
name
対応するJavaフォント名は、たとえばLucida BrightLucida Sans Regular、またはLucida Sans Typewriterです。
strikeover
文字のベースラインと平行な線を文字の中央に引かれたすべての文字に対するフォントを示します。値は 0 = No、1 = Yes です。
style
Javaフォントのスタイル。有効な値は、BOLDBOLD|ITALICITALIC、およびPLAINです。
underline
文字のベースラインと平行な線を文字の下に引かれたすべての文字に対するフォントを示します。値は 0 = No、1 = Yes です。
width
文字の水平方向のサイズの平均で、1 インチの 1440 分の 1 で表されます。有効な値は 1 ~ 99 の整数ですが、現在のところこの値は無視されます。

構文規則

  • 各行は 1 桁目から始まります。
  • 1 桁目のポンド記号 (#) は、行がコメントであることを示しています。
  • 値はすべて、大/小文字が区別されます。
  • パラメーターはすべて定位置パラメーターです。
  • フォント名にブランクが含まれている (例えば、Lucida Bright) 場合を除き、ブランクは使用できません。