RestfulWebServiceWF

REST Web サービスの入力装置、CallRESTServiceステップ、および REST Web サービスの通知が REST Web サービスを使用してデータを交換する方法は、このワークフローを使用して確認します。

RestfulWebServiceSampleREST Web サービスの入力装置は、書籍注文 Web サイトをシミュレートする RICOH ProcessDirector Web サービスから JSON ジョブを取得します。入力装置は、ジョブを RestfulWebServiceWFワークフローに送信します。

JSON ジョブがワークフローの分岐に入ったときに、 SetJobPropsFromTextFileステップは、 カスタマー名および Custom 1プロパティーの値を設定します。

ConvertJSONToXMLステップは、ジョブを XML に変換します。

ApplyXSLTransformステップは、orderToOverrides.xslt XSLT スタイルシートを使用して、指定変更ファイル内で 2 つの XML エレメントを 2 つの RICOH ProcessDirector ジョブプロパティーに変換します。このステップでは、ジョブのスプールディレクトリーに指定変更ファイルが配置されます。RICOH ProcessDirectorは、指定変更ファイルの値を使用して、そのジョブのプロパティーの値を設定します。

XMLエレメント ジョブプロパティー
orderId Job.Info.Attr3
customername Job.CustomerName

AssignJobValuesステップは、 ジョブ名プロパティーの値を設定します。

CallRESTServiceステップは、書籍注文 Web サイトをシミュレートした、サンプル Web サービスの 1 つに対して GET 呼び出しを作成します。Web サービスは、注文の JSON ジョブチケット情報を RICOH ProcessDirector に返します。

ConvertJSONToXMLステップは、JSON ジョブチケット情報を XML に変換します。

CreateJobsFromXMLステップは、//JobTicketXPath表現を使用して、XMLジョブチケット情報を解析します。このステップは、2個のジョブチケットを検出し、2個の子ジョブを作成します。このステップは、2 つの子ジョブを RestfulWebServiceWFワークフローに送信します。

[2] 子コネクターの規則でジョブ番号の小数点が確認され、ジョブが子ジョブであるかどうかが判断されます。コネクターは、ワークフローの 分岐を経由して子ジョブを送信します。

元の JSON ジョブは、引き続き分岐を経由して RunHotFolderApplicationステップに送信されます。このステップは、JSON ジョブをホットフォルダーに配置します。

サンプル Web サービスの 1 つが、ホットフォルダーをポーリングしてジョブを探します。この Web サービスは、RestfulWebServiceSampleNotify通知から要求を受信すると、各 JSON ジョブを処理します。

ApplyXSLTransform2ステップは、jobticketToOverrides.xslt XSLT スタイルシートを使用して、各子ジョブの 6 つの XML エレメントを指定変更ファイル内の RICOH ProcessDirector ジョブプロパティーに変換します。

XMLエレメント ジョブプロパティー
file Job.Info.Attr2
itemnumber Job.Info.Attr1
type Job.Info.Attr4
title Job.Info.Attr5
copies Job.Copies
media Job.Media

DownloadFileステップは、Brochure.pdf および Cover.pdf ファイルをダウンロードします。

AssignJobValues2ステップは、 要求されたプリンターを含めて、3 つのジョブプロパティーの値を設定します。

OptimizePDFCountPagesCreatePageRanges、および PrintJobsステップは、子ジョブを処理して印刷します。

それぞれの子印刷ジョブがRetainCompletedJobsステップに到達すると、 RestfulWebServiceSampleNotify Web サービスの通知は、サンプル Web サービスの 1 つに対して POST 呼び出しを作成します。元の JSON ジョブの子ジョブがすべて 保存ジョブ状態になるまで、Web サービスは待機します。次に Web サービスは、以下のように注文内の各ジョブチケットのジョブ番号と品目番号を含む PDF ファイルを作成します。

品目番号278955095の10000001.2 が処理されました品目番号913895452の10000001.1が処理されました

Web サービスは、RunHotFolderApplicationステップの取得ホットフォルダーに PDF ファイルを配置します。

RunHotFolderApplicationステップは、ホットフォルダーをポーリングして PDF ファイルを検出し、ジョブを次のステップに送信します。

AssignJobValuesステップは、 入力データストリームプロパティーの値を PDF に設定して、PDFジョブを RetainCompletedJobsステップに送信します。

ジョブテーブルで PDF ジョブを選択して表示し、2 つの子ジョブが処理されたことを確認できます。

サンプルデータを含む例については、RestfulWebServiceWFワークフローを実行するための関連タスクを参照してください。

フェーズおよびステップ

この図は、サンプルワークフローの各フェーズにおけるステップを示しています。