規則でジョブプロパティーまたは文書プロパティーを使用する
ジョブプロパティーや文書プロパティーを、数値や単語などの静的な値と比較したり、ジョブプロパティー、文書プロパティー、統計などの動的な値と比較したりできます。
例えば、インサーターが 2 つあり、ジョブごとにインサーターを選択する場合、ワークフローで SetDocPropsFromConditions ステップを使用して、Doc.Insert.InserterID などの特定のジョブプロパティーの値を設定できます。RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatでは、規則の Doc.Insert.InserterIDジョブプロパティーを使用できます。RICOH ProcessDirectorは、 BuildPDFFromDocumentsステップに追加した(RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatで定義した条件付きの処理規則を含む)制御ファイルに基づいて特定のバーコードまたはイメージを適用できます。
注意: 規則で文書プロパティー値またはジョブプロパティー値を使用する場合は、RICOH ProcessDirector が PDF ファイル内のページグループを処理するときのプロパティーの値と一致するように値を定義してください。例えば、RICOH ProcessDirector の Doc.Insert.InserterID ジョブプロパティーの値は 01 と 02 です。 Doc.Insert.InserterID ジョブプロパティーが含まれた規則を条件として定義する場合は、これらの値を使用してください。 1 または 2 を使用しないでください。