スケジュールプロパティーを追加する/削除する

スケジューリングプロパティーの構成ファイルを使用して、ジョブをプリンターに割り当てるときに使用するスケジューリングプロパティーのデフォルトセットを変更できます。ジョブプロパティーの値は、選択したプリンターにスケジュールするジョブに対応するプリンタープロパティーの値と一致する必要があります。
ジョブのスケジュールページで ジョブをプリンターに合わせるアクションをクリックすると、プリンタープロパティーに一致するように更新されるジョブプロパティーを決定するために、makeLikePrinterAttrs.cfgファイルのエントリーが使用されます。
スケジューリングプロパティーファイルを更新するには、次の手順に従います。
  1. RICOH ProcessDirector をインストールしたユーザーとしてWindowsにログインします。
  2. /aiw/aiw1/config(Linux)またはC:\aiw\aiw1\config(Windows)に移動します。
  3. makeLikePrinterAttrs.cfgファイルをテキストエディターで開きます。
  4. ファイルからスケジューリングプロパティーを追加、編集、または削除します。
  5. 編集が完了したら、ファイルを保存します。
  6. RICOH ProcessDirector を再始動します。
    更新されたmakeLikePrinterAttrs.cfgファイルは、次回 PrintJobsステップを実行するとき、または ジョブのスケジュールアクションを使用するときに使用されます。
デフォルトのスケジューリングプロパティーファイルの内容は次のとおりです。
Job.CustomerName=Printer.CustomerName
Job.Locations=Printer.Locations
Job.StapleRequired=Printer.StapleCapable
Job.FoldOptions=Printer.FoldCapable
Job.Binding=Printer.RingBindingCapable
Job.Binding=Printer.PerfectBindingCapable
Job.Punch=Printer.PunchCapable
Job.OutputBin=Printer.OutputBin
Job.MediaSize=Printer.InputTray
Job.MediaType=Printer.InputTray
Job.Form=Printer.Form
Job.Destination=Printer.Destination
Job.Class=Printer.Class
Job.MediaRequired=Printer.Media
Job.JobSize=Printer.JobSize
    注意:
  • プリンターにスケジュールするジョブには、ファイルで指定されたルールを持つプロパティーのみが一致する必要があります。
  • ジョブプロパティーを複数回入力すると、ジョブプロパティーの最後の値が使用されます。
  • ルール内のプロパティーの値がNULLの場合は、一致と見なされます。
  • ジョブスケジューリングプロパティーを空白にすると、対応するプリンタープロパティーに使用されているすべての値と一致します。
  • ファイルが空の場合、ジョブはプロパティーと一致せずにプリンターに送信されます。
  • PrintJobsステップの実行時にファイルが存在しない場合は、デフォルトの RICOH ProcessDirector ベースのスケジューリングプロパティーを使用して一致するものが定義されます。
  • ジョブのスケジュールダイアログの競合は、スケジューリングプロパティーファイル内のジョブとプリンターのプロパティー値が一致しないために発生します。スケジューリングプロパティーファイルに追加した一部のジョブプロパティーは、ジョブテーブルに表示できない場合があります。