ページグループ
AFP Indexerでは、大きなAFPファイルを、ページグループと呼ばれる、より小さな一意的に識別可能な単位で編成できます。
次の方法を使用してページグループを作成できます。
- ページ数が固定のページグループを作成できます。例えば、各ページグループを 3 ページで構成できます。また、AFP ファイルの先頭の一定数のページを、ページグループから除外できます。たとえば、AFPファイルに2ページの前書きが含まれる場合、AFP Indexerは最初の2ページをスキップして、3ページ目に最初のページグループを作成できます。
- トリガーを使用してページグループを定義できます。トリガーは、AFP ファイル内のテキストブロックです。すべてのページグループの最初のページの一定の場所に表示され、同じテキストが含まれます。オプションとして、トリガーを使用してページグループの最後を示すこともできます。たとえば、ページグループの開始を示すテキストブロックには
ページ 1
というテキストを、ページグループの最後を示すテキストブロックにはページ 3
というテキストを含めることができます。必要であれば、複数のトリガーを使用して、新規ページグループを一意的に識別できます。
例えば、銀行取引明細書アプリケーションからは、数百件の顧客取引明細書を含むファイルが出力されます。各取引明細書は、全体の書式は同じですが、サイズやページ数は明細書ごとに異なります。各取引明細書には、ページ番号、顧客番号、日付、およびカスタマーの住所が含まれています。AFP Indexerを使用して、ファイル内のグループの境界を定義するトリガーを作成します。たとえば、すべての取引明細書の最初のページに表示されるテキストページ 1
というトリガーや、すべての取引明細書の最後のページに表示されるテキストアカウントサマリー
というトリガーを作成できます。
ユーザーがトリガーを使用してページグループを作成するか、固定長のページグループを作成した場合、AFP ファイル自体に定義されている既存のページグループと索引タグはすべて無視されます。
ヘッダーページおよびトレーラーページに使用するページを定義できます。AFP Indexerは、定義された数のヘッダーページの後に、最初のページグループを作成します。また、定義された数のトレーラーページの前に、最後のページグループを作成します。