カラー管理リソース
カラー管理リソース (CMR) は、AFP 印刷システムのカラー管理の基盤です。これらは AFP リソースで、ICC プロファイルやハーフトーンなどのカラー管理情報すべてを提供します。これらの情報は、AFP
システムが印刷ジョブを処理し、どの装置でもカラーの表現を一定に保つために必要になります。
CMR はいくつかの特性が AFP リソースと共通ですが、いくつか重要な点で異なります。
次の点において、CMR は他の AFP リソースと似ています。
- さまざまなレベルの階層で、印刷ジョブのエレメントに CMR を関連付けることができます。
標準の階層規則が適用されるため、下位レベルで指定された CMR が上位レベルの CMR を指定変更します。たとえば、データオブジェクトに設定されている CMR は、印刷ファイルに設定されているデフォルト CMR を指定変更します。
- CMR は、インラインリソースグループの印刷ジョブに組み込むことができ、また書式定義、ページ環境、オブジェクト環境、またはインクルードオブジェクト (IOB) 構造化フィールドで参照できます。
- 注意:
- CMR は、100 バイト単位からメガバイト単位まで、そのサイズが異なります。印刷ジョブで使用されている CMR が比較的少なければ、それらを印刷ファイルに組み込んでも、システムのパフォーマンスにはあまり影響はありません。ただし、10 を超える CMR が印刷ジョブで使用されていると、その印刷ジョブのサイズが大きくなるため、ファイル転送速度とネットワークトラフィックに影響が及ぶ場合があります。
- CMR は集中的にリソースライブラリーに保管しておくことができるため、印刷ジョブごとに CMR を組み込む必要はありません。
CMR にアクセスできるよう、すべてのプリントサーバーを構成できます。
- プリントサーバーが CMR を見つけられるようにするには、そのプリントサーバーの AFP リソース検索パスにリソースライブラリーをリストしておく必要があります。
次の点において、CMR は他の AFP リソースと異なります。
- CMR をリソースライブラリーにコピーすることはできませんが、他の AFP リソースはコピーできます。
CMR を中央リソースライブラリーにコピーするには、それらをアプリケーション (RICOH AFP Resource Installer など) を使用してインストールしなければなりません。
- CMRとデータオブジェクトは、リソースアクセステーブル(RAT)を持つリソースライブラリーに保存する必要があります。
RAT は、CMR およびデータオブジェクトがインストールされるときに AFPリソースインストーラー で作成されます。CMR とデータオブジェクトは別々のリソースライブラリーにインストールし、RAT を必要としない リソース (書式定義、ページ定義、オーバーレイなど) はその他のリソースライブラリーに 保管しておくようお勧めします。
- リソースライブラリーにインストールする CMR には、8 文字を超える長さの名前を付けることができ、その名前を印刷データストリームで使用できます。
これらの名前は、AFPリソースインストーラー を使用して CMR をインストールするときに作成され、UTF-16BE でエンコードされています。