ファイルが存在するときに「ファイルが見つかりません」というエラーが発生する

このセクションは、Windows には適用されません。ジョブがエラー状態になって、実際にはファイルが存在するにも関わらず「ファイルが見つかりません」というエラーが表示される場合は、オープンファイルの最大数に関するシステム設定を増やさなければならない可能性があります。

開いているファイルの最大数に関するシステム設定は、制御されないプロセスによってシステムが支配されるのを防ぎますが、多くの文書を使用するジョブを実行する場合は、AFP Support 機能と PDF Document Support 機能の上限値を増やさなければならないことがあります。オープンファイルの上限値を変更すれば、さらに多くのシステムリソースを AFP Support 機能および PDF Document Support 機能で使用できるようになります。

オープンファイルの上限値を変更するには、以下のようにします。

  1. root ユーザーとしてシステムにログインします。
  2. Linux オペレーティングシステムでは、/etc/security/limits.conf ファイルを開きます。
  3. そのファイルで、オープンファイルの上限値を設定している行を見つけます。例えば、Linux システムでは、以下のように表示されています: aiw1 - nofile 4096
    この行がない場合は、次のステップで追加します。
  4. 行を編集するか、必要に応じて新しい行を追加して、より高い上限値を設定します。上記の例では、Linux の上限を 15,000 に設定します: aiw1 - nofile 15000
    システム管理者に確認して、オープンファイル数の妥当な上限値を決定してください。
  5. 変更を有効にするために、root ユーザーとしてログアウトしてからログインします。