Windowsオペレーティングシステムをインストールする
Windowsオペレーティングシステムへの1次サーバーのインストールでは、適切な実行モードを選択し、ファイアウォールで適切なポートを開きます。
RICOH ProcessDirectorは、次のオペレーティングシステムにインストールできます。
- Windows Server 2019 64 ビット
- Windows Server 2022 64 ビット
- Windows Server 2025 64ビット
- 注意:
- IBM DB2 データベースはWindows Server 2025上では動作しません。Windows Server 2025が稼動しているシステムにRICOH ProcessDirectorをインストールする場合は、データベースとしてPostgreSQLを使用する必要があります。
Windowsオペレーティングシステムをインストールするには、次の手順に従います。
- Windowsの使用説明書を参照して、適切なオペレーティングシステムをインストールします。32ビットまたは64ビットモードのどちらを選択するかを確認するプロンプトが表示されたら、Windowsオペレーティングシステムのために、64ビットモードを選択します。RICOH ProcessDirectorには、32 ビットモードとの互換性がありません。
ユーザーアカウント制御(UAC)がOFFに設定されていることを確認します。インストールが完了した後に、オンに戻すことができます。
- RICOH ProcessDirectorは、IPv4プロトコルとIPv6プロトコルの両方をサポートしています。IPv4を使用する場合、IPアドレスは小数点付き10進数アドレスまたは完全修飾ホスト名を使用して表現できます。IPv6を使用する場合は、サーバーの完全修飾ホスト名を使用する必要があります。
- 注意:
- IPv6アドレスを使用する場合は、RICOH ProcessDirectorのインストール後に追加の設定手順を完了する必要があります。IPv6アドレスを使用するように構成するを参照してください。
- RICOH ProcessDirector 専用の管理者アカウントを作成することをお勧めします。このアカウントは特定の人物と結びつけないでください。
- 注意:
- 管理者ユーザー ID の名前にスペースを含めることはできません。
- 管理者用のパスワードに"、%、^、または2つの$が含まれていないことを確認してください。現在のパスワードにこれらの文字が含まれている場合は、パスワードを変更してから続行してください。
- このユーザーIDは、RICOH ProcessDirectorをインストールするドライブの フルコントロール権限を持っている必要があります。ドライブのプロパティーを開き、 セキュリティータブでこのユーザーのアクセス許可を確認します。
- ファイアウォールで、RICOH ProcessDirector が使用するポートをすべて開きます。次のポートを解放してください。
- 15080。 RICOH ProcessDirectorがインストールされているコンピューター上の受信接続で、このポートが使用されます。他のコンピューターでは、このポートを使用してRICOH ProcessDirectorサービスに接続します。