インストール済み環境を検査する

RICOH ProcessDirectorのインストール完了後にインストール済み環境を検査するには、次の手順を使用してサンプルプリンターを使用可能にし、テストジョブをHotFolderPDF入力装置を実行依頼し、ジョブを処理します。
この検査手順は、新しいインストール済み環境にのみ適用されます。既存のインストールをアップグレードする場合、RICOH ProcessDirectorは、サンプルプリンターを作成しません。
インストール済み環境を検査するには次の手順に従います。
  1. RICOH ProcessDirectorユーザーインターフェースにログインしていない場合は、ログインします。
  2. [プリンター]ポートレットで、サンプルプリンターを右クリックして 使用可能を選択します。
  3. Windowsコマンド行またはWindows Explorerで、HotFolderPDF入力装置が監視するホットフォルダーにDemo.pdfファイルをコピーします。Demo.pdf は、C:\aiw\aiw1\testfiles にあります。デフォルトでは、ホットフォルダーは、C:\aiw\aiw1\System\hf\defaultPDFです。
  4. RICOH ProcessDirectorユーザーインターフェースが最新表示されるまで数秒待ちます。自動的に更新しない場合は、ブラウザーを更新してください。メインページのジョブテーブルにジョブが表示されているはずです。ジョブのフェーズは 完了になっていて、その状況は 保存になっているはずです。
    ジョブが表示されていない場合は、RICOH ProcessDirectorインフォメーションセンターのジョブがジョブテーブルにないトラブルシューティングトピックを参照してください。インフォメーションセンターを見るには、RICOH ProcessDirectorユーザーインターフェースの上部タスクバーで ヘルプ)をクリックしてください。
  5. ジョブを右クリックして、ログの表示を選択します。ログには、ジョブが印刷されたことが記録されています。たとえば、ジョブIDが10000000の場合、ログには次のメッセージが表示されます。AIWI0016I: 10000000 printed ジョブは、実際のプリンターで印刷されません。
    これにより、RICOH ProcessDirectorが正しくインストールされていることが確認されます。
PDF ワークフローは、HotFolderPDF 入力装置に実行依頼されたジョブを処理します。準備フェーズ中、ワークフローは RunExternalProgram ステップを実行します。このステップは、他のプログラムをワークフローに統合する方法の例です。また、このステップではジョブに関する情報が含まれる CSV ファイルが生成されます。ワークフロー内のステップでアクセス可能な情報のタイプを確認するには、CSV ファイルで出力を調べます。ファイルは、 C:\aiw\aiw1\samples ディレクトリーにあります。ファイル名は、ジョブ ID の後に info.csv が付いたものです。例えば、10000000.info.csv