WPM Web のジョブのエラー
ジョブを WPM Web に送信する際の一般的な問題とそれらの解決方法は次のとおりです。
- WPM 内のジョブの設定が正しくありません。
プリンターオブジェクトが作成し、WPM Web に送信するユーザー情報ページ (UIP) に含まれている値によって正しくない設定になった可能性があります。ジョブを処理したワークフローを開いて、SetWPMProperties ステップテンプレートを基にしたステップのジョブデフォルトプロパティー値を確認します。必要に応じて値を調整して、再度ジョブを処理します。
- WPM がジョブを処理できません。
プリンターオブジェクトがジョブととともに UIP を WPM Web に送信しない場合、WPM Web はジョブを処理できません。プリンターオブジェクトは、ユーザー情報ページの作成プロパティーが はいに設定されている場合のみジョブとともに UIP を送信します。ジョブを WPM に送信するプリンターのプロパティーノートブックを開いて、 ユーザー情報ページの作成プロパティーの値を確認します。
- ジョブはエラー状態になります。
ワークフローに SetWPMProperties ステップテンプレートを基にしたステップが含まれていないとジョブがエラー状態になります。そのステップが含まれていないと、プリンターオブジェクトは UIP を作成できず、ジョブがエラーになります。 SetWPMProperties を基にしたステップが含まれるように、WPM Web のジョブを処理するワークフローを更新します。
- WPM で UIP が判読不可能
WPM インターフェースを使用して UIP を表示しようとした場合に、テキストが読めないときには、コード化フォントマッピングを更新する必要があります。SetWPMProperties ステップテンプレートを基にしたステップの ユーザー情報ページ DBCS コード化フォントおよび ユーザー情報ページ SBCS コード化フォントプロパティーに、有効な値が入力されていることを確認してください。
次に、バナーページファイルのコードページマッピングファイルをチェックして、正しいマッピングが含まれていることを確認してください。ファイルは次の場所に保管されています:
C:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages\
行を追加して、SBCS および DBCS コード化フォントを IBM-930 または IBM-939 コードページにマップします。たとえば、以下のような行を追加します。
X0H16N=IBM930 X0G32F=IBM930 X0H16U=IBM939 X0M32F=IBM939
また、コード化フォントが、RICOH ProcessDirector がリソースを検索するディレクトリーに保管されていることも確認してください。たとえば、プリンターオブジェクトの AFP リソースパスプロパティーにディレクトリーを追加できます。